評価される管理職の英語ビジネスコミュニケーション  製薬業界が得意です (月曜休)

コロナが落ち着くと英語がオンラインから対面に移る?

グローバルミーテイング

この記事はコロナ禍による会議のオンライン化のなかで初めて仕事の英語デビューをされた方のためのものです。

こんにちは。
不安を取り除き一歩踏み出す勇気と自信が手にはいる!
「英語ビジネスコミュニケーション術」の河野木綿子のブログです。

今日のテーマは【コロナが落ち着くと英語がオンラインから対面に移る?】です。

英語に起きている変化: コロナ第5波のあとで

どうやら英語ビジネスコミュニケーションに異変が起き始めたようです。

新型コロナウィルスの感染拡大でほとんど止まっていた国の間の行き来が戻りだし、海外出張が回復しそうな動きが出てきたのです。

昨年の春から夏にかけて私のところに駆け込んで来られる方は

「なんとしてでも話せるようになりたい。オンラインで英語が必要になった」
「自宅から海外とのミーティングを1人ですることになった」

という方々でした。

それまでオフィスの会議室から複数人数で参加できた会議が、それぞれの自宅からの参加となり、オンラインの会議の画面にはひとりひとりが映し出させる。
司会者から指名されたら、自分一人で英語で発言することになる。

さらに日本企業の方が海外の提携先と会議をする場合は、自分が司会者として会議をリードしていくことになる。

いま振り返ると、全て3ヶ月くらいであっという間に変わった!というのが実感です。

その方々は切羽詰まった状況で熱心にカリキュラムに取組まれ、例外なく話せるようになりました。

私がお出しする課題以外に、自主的に毎日英作文を提出してきた方もいらっしゃいました。(もちろん添削して差し上げました。熱心さに打たれてしまいました)

そして今、起きつつある変化の兆しはというと。
「おしりに火がついて来ました!」というお問合せが先日私のところへ。

新型コロナ感染拡大の間も、オンラインの会議や英文メールで新しいプロジェクトが発足したり、前に進んでいました。
それが落ち着いてきて、ここで渡航可能となると「じゃあ、顔合わせをしようじゃないか」ということが起き始めているのかもしれません。

オンラインの会議は、予め英語の台本を準備してなんとか乗り切れていた人も
「海外出張」「対面のミーティング」が招集されると台本をチラチラ見ながら話すという訳にはいかなくなるのです。

企業が社員に求める英語のスキル

今年1月末のこのブログの記事「企業が社員に求める英語スキル」(2021/01/27)で

その企業の「海外売上比率」が20%以上の企業では;

①1人で出張
②オンラインの会議で議論
③海外赴任

引用元: Alibaba JAPAN PRESS 2021.01.20

1人で海外出張して用が足りる。オンライン会議をこなせる、海外赴任できる。ということが求められています。これがコロナ禍で海外との行き来が滞り始めたころ、まだまだ従来の姿を反映していたころの調査です。

行き来が出来ない分、プロジェクトのメンバーはオンラインのスキルを伸ばし、英文メールも以前より不自由がなくなったことでしょう。

そうなるとわざわざ出張してする会議の内容は、オンラインよりも対面が望ましい「重要な会議」ということになりませんか?お互いの印象を左右する場になるかもしれません。

ここはまだ私の推測です。実際にどうなっていくかはこれからも注目していきたいと思います。

対面のミーティング前に準備したいこと

ではオンラインで英語デビューをした人がいたとしたら、今後対面のミーティングに向けて何をしたらよいでしょうか。

さまざまなご意見があるかと思いますが、私自身の長い経験から大切だと思っていることを書いてみます。

オンラインミーティングの時は時間が来たらログオンする。画面に映るお互いの表情と共有する資料、音声でした。

それが先程の「①1人で出張」の場であれば、会議やKick-offの会場で出会ったときの接し方、会議の合間のブレイクタイムの過ごし方、夜になれば会食の機会があるかもしれません。

となると製品やビジネスについての英語以外にビジネスパーソンとしての
マナー、振る舞い、一般教養が問われるようになります。

日本では日ごろから日本のマナー、振る舞い、一般教養を発揮されているはずですが、グローバルにはグローバルの標準があります。

ここではそれぞれを詳しく取り上げることは差控えますが、いくつか例をあげるなら

・話すときは視線を合わせる
・本人がいる前でその人の話をするときは何度でも本名で呼ぶ
・女性に通路や順番を譲る
・次に通る人のためにドアを抑えて待つ

など、日本人だけで仕事をするときとは違う常識が求められます。

話題もオンラインの会議なら少しはSmall Talkをしても、そのあとは自分がに馴染みのあるビジネスの話がメインでしょう。

ところが海外に日本の窓口や代表として1人で行ってディナーに出ればCurrent topics(時としてもっとくだけてゴシップ)について盛り上がったり、日本の文化について質問される場面も出てきます。

近ごろ英会話学習のアプリの宣伝でも言っている通り「実は日常会話のほうがビジネス英語より難しい」は本当なのです。話題に際限がなく、個人の知識・教養が問われる場面がでてきます。

旅行番組の海外ロケを観ると、街を歩いている普通の人がレポーターに向かって、その街や国の伝統・歴史の話をしてくれます。

専門家レベルになる必要はありませんが、海外の人が興味を持ちそうなことについてどう説明するかな?それについての経験や感想はどんな言葉で話そうかな?程度の自分なりの言葉で話す準備はしておきたいものです。

仕事で英語デビューをしたら今度は話す内容が大切で、問われるのは英語力ではなく話す内容とコミュニケーション術だと私は思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

追記: 以前にもご紹介したこの本は日本語解説と英語か移設が書いてあります。日本語部分を読んでざっと内容を頭に入れてから、英語の説明でどんな単語をつかっているか、言い方をしているかを調べると効率的に頭に入りそうです。

丸暗記する必要はなく(英語のレベル高いです)、自分なりの言い方を準備しておいた方が実践で使えます。

『英語で日本紹介ハンドブック』 松本美江 アルク


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