管理職の英語:ときにはユーモアを交えて話す

こんにちは。
管理職の英語に効くちょっとしたお話をお伝えしている 河野木綿子です。

私のレッスンでは冒頭部分で Warm up を兼ねてクライアントさんに好きなことをおしゃべりしてもらいます。自分から話すというのはビジネスミーティングに入る前の Ice Breaking にもなります。

話の内容は

今週、こんなことがありました。仕事で失敗しました。。。

と様々です。


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あんなこと、こんなこと。異文化が交わる職場の出来事やピンチを乗り切る知恵を徒然に書いて行こうと思います。

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話題が2つあります

今朝のクライアントさんの話は2つの両極端の話です。

一つ目は;

(ク)先週末に奥さんとカニを食べに行った。カニが大好き。
I went out to have crab last weekend. I LOVE crab.

(私)どんな種類の蟹が好きですか?私は毛ガニです。
What kind of crab do you like? I like 毛ガニ。

(ク)蟹なら、どんな蟹でも好き!
If it’s crab, I love any crab!

とワクワクした顔をして話してくださいました。

毛ガニって英語で何というんですすか?というご質問をいただきそうですね。

たぶん正式な呼び方があることと思います。でもこういうおしゃべりのときは、こちらが思っていることが相手に伝われば充分。

そこで自分で作って即答。

毛ガニ →  hairy crab (もじゃもじゃの蟹)あははです!

私の義理の妹はエビが好きで、エビならどんなエビでも食べたいそうです。

でもね。。。。悪いこともありました、とクライアントさんの顔が曇ります。

(私) どうしたんですか?(何が起きたんですか?)
What happened to you?

(ク) 喉を傷めてしまいました。
I had a sore throat.
奥さんが夜中にエアコンをつけたんですよ。
My wife turned on the air conditioner in the mid night.

あらまあ。。。。ほとんど裸で寝ていたので寝冷えをして、喉が腫れたそうです。お気の毒に。

 

ユーモアを交えて伝える

例えば部下に対して(一人でも、何人かのグループでも)ユーモアを交えて2つの出来事を話せるようになったら、職場がさらに明るくなります。

例えば大好物のカニを食べた話と寝冷えをして喉が腫れた話をするとき。

今日はいいお知らせと、悪いお知らせがあります。
I have a good news and a bad news today.

どちらを先に知りたいですか?
Which would you like to know first?

悪い話から始めてみましょうか?

Let me tell you a bad news first.
初めに悪い話からお伝えします。

We are going to have a Kick-off meeting on a National holiday.
祝日に Kick-off ミーティングを開きます。

Oh, No….!
みんなの「え~~~~っ?」という表情が目に浮かびます。

The good news is….Company offers the Wagyu full course after the meeting!
いい知らせはミーティングの後に会社が和牛のフルコースを皆さんにごちそうします!

 

飴とムチのような発想です。2つのお知らせを淡々と話すより、ユーモアを交えて伝えられると休日出勤も受け入れられやすいです。

 

上司への報告には使いません

そのあとで、ご質問をいただきました。
「この話し方って、上司に報告するときも使えますか?」

いやいや、使いません。
上司への報告は「悪い知らせ」からです。早急に手を打たないといけませんから。

ユーモアを交えるゆとりはないでしょう。

Could you spare me a minutes? I have two issues to talk with you.
ちょっとお時間をいただけますか? お話しすることが2つあります。

この 「spare me の後に所要時間」という言い回しは「私のために時間をストックしてもらう」という発想です。

また例文では issue という単語を使いました。

 

issue と topicのニュアンスのちがい

issue というのは「なんとかしないといけないこと」「意見を聞きたいこと」のように放っておけないニュアンスです。日本語の課題に近いです。悪い話のときはニュートラルな topic ではないですね。

本日は 管理職が部下に対してお知らせをする際に、差支えがない場面ではユーモアを交えて話すというスキルについてお伝えしました。

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投稿者プロフィール

河野 木綿子
河野 木綿子
河野木綿子(こうのゆうこ)
仕事の英語パーソナルトレーナー。管理職の英語のお悩みを出張個人レッスンで解決します。
トレーナーはいわゆる純ジャパ育ち。新卒で(株)西友に就職したものの、外資に転職しました。その後大手外資系企業で25年間、仕事の英語を駆使してグループ会社全体のシニアマネージャーへと上り詰めました。英語だけでなく仕事を回すための異文化コミュニケーションのコツもお伝えしています。
主な勤務先;
モルガンスタンレー、バクスター、ファイザー、シーメンス

主な著書;
『仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123』すばる舎
『読むだけでTOEIC®テストのスコアが200点上がる本』あさ出版

メディア取材・掲載:プレジデントオンライン掲載記事 外国人上司の苦悩

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