英語が変われば仕事も変わる  製薬業界が得意です (月曜休)

英語では容姿のことは言わないけれど自分から「少し太った」を言うときに

「こういうときなんて言うんですか?」

という質問をたまにいただきます。

試験にでるような英語ではないので辞書には載ってないし。

その中でも今までに何回も聞かれたのが

「少し太った」

です。

英語でも「少し太った?」は他人に言わないほうがいい

もちろん、久しぶりに会った友達を見たときに

「あら、少し太ったんじゃない?」と思うことはあります。

で、これを英語でなんて言うか聞いてきた私のクライアントさんに

「あなたなら何て言う?」

って聞いたら返ってきた答えが

You have become fat.

 

これ、言っちゃダメでしょ。特にfat は近頃では せいぜい big

それに言われなくても本人は自分でわかっているはず。

英語で仕事をしている人達は、普通容姿のことは話題にしない。

 

もし容姿について話すとしても、それはポジティブな誉め言葉の時。

たとえば「太った」の反対で「やせた」の場合。

これももしその人が人知れず病気と闘っている場合があるのでデリケートな話題ですが

そうではない時とわかっているとき。

You’ve got slim?

「少し痩せた?(いい意味で)」

「やせる」というととかくスマートと言いたくなりますがこれは和製英語。

Smart

は頭がいい、才が回る といった内面についての誉め言葉です。

 

「私、少しふとっちゃった」は?

でも自分から言いたいことはありますよね。

言われる前に自分から言ったほうがマシなとき。

I’ve put some weight

(直訳)いくらか体重を身に付けた → ちょっと太っちゃった

 

become bigger でも become fatter でもなく。

体重を身に付ける って品がありますよね。

 

デリケートなことは婉曲表現で言うコツ

体重の話からは外れますが、英語で仕事をしていてなるほどと思ったのは

大人の英語には日本語同様、婉曲表現が必要だということです。

 

例えば旅行先の買い物中に値段を聞いたら高すぎると思ったとき。

学校英語では: I’m afraid that’s too expensive

大人の英語なら:I’m afraid that’s pricey.

 

値段 price (名詞)を pricey (形容詞)にして直接表現を避けます。

それから仕事中であれば

「コストが安い」を言うときに

学校英語では:     cheap  のところを

大人の英語なら: less expensive

 

というようにやっぱり控えめな表現でズバッというのを控えたいものです。

特にこの less + 形容詞 は否定的な内容を伝えたいときに使うと

話し手の品格を感じさせます。

 

余談: 「ベルトに乗った余分なお肉」

また体重の話にもどりますが、カナダの雑誌でダイエット記事を読んでいて

なるほど!

と思った表現を最後にひとつ。

Muffin top

(アメリカスタイルのマフィンの頭の部分)

えっ?何?と思って読み進んだら

太っちゃってベルトに乗っているお腹から背中のぜい肉のことでした。

流行っている言葉ではないけれど、ビジュアルが目に浮かぶビビッドな表現です。


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