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採用面接でTOEICスコアを聞かれない方法:英語の仕事で実績を上げる

この記事は これから外資系に転職しようかと考えている人、社内の昇格・昇進条件にTOEICのスコアが設定されている人の参考になればと考え書きました。

タイトルにあるように外資系企業の採用面接でTOEICのスコアを聞かれることはあまりありません。

一部の特殊な専門職(法律や経理財務)を除いて資格を問われることもありません。

あくまで個人的な意見ですが

資格をたくさん取るよりは目の前の仕事で一つ一つ実績をあげることをお勧めします。

それはなぜでしょうか?

TOEICスコアをわざわざ聞かない理由

外資系への転職で資格やTOEICスコアを採用面接で聞かれないのは

応募してくるからには英語が話せてあたりまえ。

仕事そのものの実績ベースで使用の可否を決めるからです。

英語で仕事ができるというのは特別なスキルということではなく

パソコンでメールや作業ができるのと同じくらい当たり前なのです。

TOEICスコアを聞かなくても今までの実績を聞く面接を英語ですることが多いので

その人の今までの実績とともに英語力もおのずとその場でわかります。

 

私は20代後半で英語を身に付けるために英語学校に転職しました。

その後、アメリカの証券会社に応募して採用されました。

その際は初めから英語での面接。

その後タイピングの測定で1分当たり何語タイプできるか(WPM=Word Per Minute)を測定

しました。

採用の責任者を長年経験した後の今になってこそわかることですが

会って話を聞けばわかる英語力について、スコアを聞くまでもありません。

 

日本企業がTOEICの目標スコアを設定するわけ

今、多くの日本企業ではTOEICスコアについ基準を設けているところが増えています。

例えば;

管理職の昇格審査を受けるにはTOEIC730点(ハローワークで英語上級者として登録するのと同じレベル)

一般職は600点といったぐあいです。

 

それはなぜかというと、今まで英語で仕事をした経験のある人が少ないからだと思われます。

経験があれば英語で仕事ができる・できないはおのずとわかります。

日本に拠点のある外資系企業の場合、ほとんどの場合、顧客が日本人ですから

英語ができなくても成績を上げられました。

ただし、今後は日本でもグローバル化が急速に進めば管理職でなくても英語で仕事をする

機会が増えて来ることでしょう。

例えば英語が要らなかった営業職の場合でも、取引先の決裁権限者が海外から来た

長期駐在者(Expat)である場合です。

それから海外との取引や共同プロジェクトに参加する場合はメールだけでなく

そこで足りないやり取りを電話会議で行うことが増えて来るからです。

 

 

日本企業のTOEICの使い方はアセスメント的(予想目的)

今まで英語で仕事をしたことがないので、TOEICで英語力が仕事に使えるレベルかどうか

測るわけです。

場合によってはGTECというもう少し短時間でできるテストを導入しています。

このようなテストの使い方はアセスメント(assessment)と呼ばれ、あくまで将来発揮される

能力を予測するためのテストです。

余談になりますがアセスメントに対して

今までの実績を判定することをPerformance Appraisal(業績評価)と呼んで使い分けます。

 

英語の職務経歴書にも英語力を書く機会はありますが

必ずしもTOEICのスコアだけでなく

Language の欄に

Japanese:   Native

English:      Business level

Chinese:    Fluent

とざっくりと、どんな言語がどれくらい使えそうかを自己申告で書きます。

応募者にとっては合否の判定基準のひとつですので、ざっくり書くといっても正直に書きます。

 

TOEICスコアは初英語の仕事への切符と割切る

 

今現在、多くの日本企業はTOEICを英語の仕事力の予測材料として使っています。

海外との仕事が必要になった時、経営陣は人選をするときに同じくらいの能力の

人が2人いれば英語力の高い人を選びます。

ここで選ばれるためにはどうしても社内のTOEICスコア基準を満たしている必要がある。

本当は英語で仕事をした実績があればスコアは不問なのですが、ここで矛盾に直面します。

まずは実績を作るためにスコアを取らなければいけない。

したがって

TOEICのスコア=英語での仕事力ではない

とわかっていてもまずは基準スコアを満たして英語の仕事の土俵に上がる必要があるわけです。

海外プロジェクトのメンバーに選ばれて仕事そのものの実績をつくれば

もしも将来外資系に転職したいというときに

職務経歴書を見た面接官はTOEICスコアにちらっと眼をやる程度で

仕事の実績、特に海外とのかかわりについて聞いてくるようになります。

 

まとめ

この記事を読み始めたときに

TOEIC?英語苦手❕と感じている方は

「おっ、TOEIC要らなくなるかも」と期待されたかもしれません。

でも私が書いたのは全く反対のこと。今の日本では海外プロジェクトに初めて参加する場合

どうしてもスコアをクリアする必要があるんですね。

従って以下のことを念頭に早く基準をクリアしてしまいましょう。

①TOEICのスコア基準を満たすのは「海外との仕事に選ばれるため」と割切って取組む

②一度選ばれて「英語の仕事の実績」を作ればスコアは重要ではなくなる

 


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