英語のコロケーションとは?

こんにちは。仕事の英語パーソナルトレーナーの河野木綿子です。

ツィッターでこんなん流れてきました(笑)

今日ツィッターでこんな記事が流れてきました。

<以下ツィッターより引用>

@hashishi
僕は外国人が生み出す謎日本語が大好きで集めているのですが


なるほど、一本失いました
(正しくは 一本取られました)

頼んでもないチャンス、嬉しいです。
(願ってもないチャンス、嬉しいです)

とてもじゃないが楽しい
(『とてもじゃないが』の後は通常、ネガティブなこと。
例えば 『とてもじゃないが耐えられない』

とても適当な服ですね
(とても素敵な服ですね)

<引用おわり>

投稿者のhashishi さんの日本語学習者への暖かい眼差しを感じて思わずニッコリしてしまいました。

ところでhashishiさんが挙げたこの日本語表現が思わず笑いを誘うのはなぜでしょう?
それは私たちが普段使っている言い回しと 言葉の組合せが違うからです。

コロケーションとは?

 

コロケーションとは;

「語と語の結びつきには相性があり、そのような「語と語の習慣的な結びつき」はコロケーション(連語)と言われます。
(引用:プログレッシブ 英語コロケーション辞典 小学館)

先程の日本語学習者の例だと

『なるほど、一本失いました』の一文は 『なるほど、一本』まで聞いたときに日本人ならその後に『取られました』(受動態)が来るものと予想しています。

ところが

『失いました』と能動態の表現が来てしまっています。

無くしたことに変わりないけれど、聞いていると「あれっ?」という裏切られ感というか、ずっこけ感が自然に湧きます。

 

英語にもコロケーションがある

あるときクライアントさんに質問をしてみました。

「プレゼンをする」っていうとき、「する」に当たる動詞は何を使うのが自分にとって自然(習慣的な結びつきがある)ですか?

 

しばらく考えた後でその方の答えは

「ん~~、Do presentation ですかね?」とのことでした。

 

意味は通じるけど聞いたことがない

Do presentation は通じないことはないですが、仕事の場では使ったことがありません。また他の方がつかっているのを聞いたこともありません。

今、ググったら全く同じことを取り上げているサイトがありましたので、よかったらご覧ください。

presentation は名詞ですので「プレゼンをする」という表現では「プレゼン」の直前に動詞が来ます。

日常的には make, give を使うことが多いです。

make a presentation

give a presentation

コロケーションを調べるには

受験勉強で単語をたくさん覚えたのに話せない。という方の中には、この名詞と動詞の相性の良い組合せが分からないということが多いようです。

逆に言えば、新しい動詞や名詞にであったら 必ず 辞書で例文や解説を調べることで「使える表現」が手に入ります。

調べるのは面倒なものですが、せっかく調べた単語です。
ひと手間だけ掛けて実際に使えるようにしたいものですよね。

仕事で使うコロケーションの例

最後に「アンケート調査のデータ処理」を例にコロケーションを取り上げます。


アンケートを取る       conduct a questionnaire (surveyも使います)
データを編集する  compile the data
データを分析する  analyze the data
数値のデータ    numerical (または numeric)data
質のデータ     qualitative data
量のデータ     quantitative data


和英辞書で引いて直訳すると、先ほどの日本語学習者のように「ふふふ」と微笑ましく思われてしまいそうです。

仕事の英語はその人のポジションに相応しい印象をもってもらえるよう、コロケーションまで気を配りたいものです。

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投稿者プロフィール

河野 木綿子
河野 木綿子
河野木綿子(こうのゆうこ)
仕事の英語パーソナルトレーナー。管理職の英語のお悩みを出張個人レッスンで解決します。
トレーナーはいわゆる純ジャパ育ち。新卒で(株)西友に就職したものの、外資に転職しました。その後大手外資系企業で25年間、仕事の英語を駆使してグループ会社全体のシニアマネージャーへと上り詰めました。英語だけでなく仕事を回すための異文化コミュニケーションのコツもお伝えしています。
主な勤務先;
モルガンスタンレー、バクスター、ファイザー、シーメンス

主な著書;
『仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123』すばる舎
『読むだけでTOEIC®テストのスコアが200点上がる本』あさ出版

メディア取材・掲載:プレジデントオンライン掲載記事 外国人上司の苦悩

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