外国人上司の思い出話に花が咲きました
私は合計25年、彼女は海外勤務も含めて20年以上、外資系企業で仕事をしてきました。
その中で出た「日本人上司って褒めてくれないよね~」という話。
外資系企業ででも、です。日本人上司が自分に対してどう感じているか、知る機会が少ないような気がします。
でも外資系って業績評価制度があるから、話す機会があるのでは?と思われるかもしれません。
でも実際はそうでもありません。
大手の外資系企業では個人の業績の目標達成度合い、会社の業績の目標達成度合いでその年のボーナスや翌年の昇給率が
決められます(MBO:Management by Objectives 目標管理制度)
年度末に上司と1対1で評価を決めるための面談をするのですが、実は上司はその席で部下からの自己申告について
判断や感想を伝えてはいけないのです。なぜなら、自己申告の評価はそのまま最終評価ではないから。
最終評価は部門間調整をしてから
人事考課の仕組みにはあらかじめ、上司によって評価のばらつき(いわゆる甘辛)があることを織り込んであります。
そのため部門のライン長が一堂に会して、部門の評価対象者全員を評価順に並べて比較しながら最終評価を決めていきます。
このCalibration またはラウンドテーブル と呼ばれる人事評価判定は今日の本題でないのでここまでにしますが、
本人に最終評価が通知されるときも、多くを語らない上司だと「自分がどう思われているのか」が不明のままです。
このとき上司の方から「あなたの自己評価は〇〇だったけど、会社が(人事が)変えた結果だから。。。」
これだと上司が自分をどう評価しているか分かりませんよね?
いっぽうで外国人上司からの褒め言葉で思い出して笑ったのにはこんなのがあります。
> Kono-san, I can’t live without you!
> You’re my angel!
> You’re my savior!
> My life is at the hands of Kono-san, Nelda in Belgium, and my wife.
たぶん日本語で言ったら、不真面目?ふざけている?大げさ? かもしれませんが、いずれも
仕事がうまく行ったときの感謝の表現です。
では私たち日本人でも言えそうで自然な感じの褒め言葉にはどんなものがあるでしょうか?
ひとことで言えそうな感謝の言葉
Great
Super
Perfect
Wonderful
Good job
Splendid
Well done
Nicely done
報告書は仕事で作るのだからいいものを作ってあたりまえ、締切は守って当たり前という考え方もあるかと思います。
プレゼンはできるのが当たり前。
もし本音ではそう思っていても、部下も人間。人前で褒められると嬉しいもの。こういった一言で感謝を伝え、可能ならいいところを
具体的に指摘してあげたいものです。
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