評価される管理職の英語ビジネスコミュニケーション  製薬業界が得意です (月曜休)

英語のミーティングで何も言わないと無能な人と思われるリスクがある

Team Aiming to the land

この記事は今後、英語のミーティングに参加するかもしれない人の英語で発言することに対しての不安を軽くするためのものです。

日本人は日本語でも自分から発言・質問をあまりしない

昨夜、海外から一時帰国中の友達とご飯を食べているときに聞いた話です。

普段から私が漠然と感じていたことを彼女も日本人とのやり取りで海外から体験していたので興味深く聞きました。

彼女はヨーロッパを本拠地として対日本、対アメリカの仕事をしています。

アメリカとzoomで打ち合わせをした後で日本と日本語でzoomでやり取りをすると、アメリカ人と日本人の発言量に大きな差があるというのです。

アメリカ人、話す話す(聞いてないことまで話す:笑)。日本人、だれも何も言わない。

私も自分対多人数の日本人とのオンラインで経験することがあります。
たとえばオンラインの研究会でファシリテーションをしたときに

一通り講義や事例紹介の後で
「何か質問はありますか?気づきや感想でも結構です」
と聞いたのですが参加者全員が画面の分割された枠の中に黙って映っています。

質問や感想はないのかな?と、その日の内容の振り返りをして研究会を終わったところ事後アンケートに

「もっと質問する時間を取って欲しかった。みんなに質問を聞いても発言しにくいと思うので一人一人に『〇〇さん、いかがですか?』と聞いて欲しい」

という具体的な意見とコメントをいただいたきました。

この要望に対して、主催者側のコアメンバーでどうしたものか?と話し合ったときに出てきたのが、昨今話題となっている「心理的安全性」の話でした。

“「心理的安全性」とは、他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態を意味する。

2015年に米グーグル社が、「心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要なものである」と発表したことで注目を集め、以降は心理的安全性に多くの企業が関心を寄せているそうです“ (引用元:HRpro 2020/07/17)”

私が参加したオンライン研究会にはその当時「心理的安全性」が十分備わってなかったのかもしれません。

英語のミーティングでは更に発言・質問しにくい

日本語でも自分から発言・質問をしない傾向は英語でのミーティングに参加する場合、更に強くなります。

> 自分の英語力を知られるのが恥ずかしい。

> この言い方は失礼じゃないか?

といった様々なことを心配しているうちに発言の機会を逃したという経験をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。

私自身は幸い、心理的安全性にこだわることなく英語の会議で英語で発言するようになりました。

それは周囲の人間関係に恵まれていたということと「ミーティングは英語の試験ではない」と英語を話し始めたかなり初期のころに気づいたからです。

私の英語の出来は誰も気にしていません。
それよりも人事として何を提案するか、何を伝えるかがミーティングでは注目されます。

そう思うことができれば、上手く話せるかどうかはどうでもいいことになります。

ただし事前準備として、発言・質疑応答に必要な名詞と動詞を事前に押さえておくことは欠かせません。またそれに対して相手が言っていることがわからないとき、人前でわかるまで質問する粘り強さを持ちたいものです。

会議の恥は掻き捨て(笑

もし自分の英語が同僚の日本人たちから下手だと思われても、それだけのことです。だれだれさんの英語力はこの程度。と評価が決まってしまえば「上手に話さなければならない」というプレッシャーもなくなります。

自分が今後も英語学習・練習をし続ければ、いつか「あれ?いつの間にかずいぶん英語が達者になった」と思われる日が来ることでしょう。

それに黙っているだけで会議に貢献していない人より、ずっとマシです。

英語が共通語のミーティングではインプットが必須

会社員時代にたまに耳にしたのが「今日の会議は出るだけでいいから気が楽」という話です。

たしかに主催者側でなくて呼ばれたから出る。という立場でいると、ついうとうと居眠りをしても会議に出たことになります。

でも英語での会議は結論を出すための会議です。結論を出すために必要な人だけが呼ばれて議論します。

だから会議に出て発言しないということは会議に貢献していないことになります。もし自分の意見がまとまらなくても、他の人の発言に反応して、なんらかの発言をする。例えば感想や経験談を話し出す人もいます。

意見も含めて「なにか言う」ことをインプットすると言います。

司会者が

Do you have any input on this?
この件についてなにかインプットはありますか?

と参加者に聞いたら、必ずしも賛成・反対だけでなく、感想や経験、自分が得た気づきをオチはなくても話します。

インプット、歓迎。それが引き金となってまた議論が盛り上がることもあるからです。

まとめ

私が仕事でご一緒してきた日本人の方の多くは穏やかで謙虚な方が多く、自分が自分がとしゃしゃり出ることがありませんでした。

日本人どうしならそれは礼儀正しく奥ゆかしいという美点なのですが、これから英語を共通語とする機会が増えてくるとそうも言っていられません。

更に英語となると周りの目が気になったり、自分の英語力に自信がなどの理由で意見や質問を言いにくいとなって発言することに対するハードルが上がります。

立派な意見を言わなくても、誰かの発言に堂々と反論しなくても、流ちょうな英語でなくてもいいのです。とにかくミーティングの話の輪に参加するようにしてください。

インプットと言って、誰かの発言に対しての感想、自分の経験や気づきも歓迎されます。

そしてミーティングに出ているのに何も言わず座っているだけだと結論を出すのに貢献しない無能な人という不名誉なレッテルを貼られるリスクもあります。

日本語で仕事をしている普段の実力や、今まで積み上げた努力、実績が無駄になるとしたら本当にもったいないです。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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