英語が変われば仕事も変わる  製薬業界が得意です (月曜休)

英語のやりとりで相手と自分の呼び名をどうするか

この記事は海外の人との初対面のやり取りで英語の自己紹介の不安を解消して
プレッシャーを取除きたい方のためのものです。

仕事の英語環境が激変している

このところ私のコースについてのお問合せが増えて、やりとりをしている方たちの仕事の英語環境が以前と変わったと感じています。

3年くらい前までは

TOEICやってくれますか?
管理職への昇格がTOEIC800点なのでなんとかしたい
転職にそなえたいので英語をブラッシュアップしたい

という将来に備えての準備の方が大半を占めていたのですが今は違います。
今は英語が必要一日も早くなんとかしたいですが急増しました。

実はそうなるだろうなと予想していました。
TOEICの点数を管理職への登用条件にしたり、社内の公用語を英語にしたり何の意味もなく企業の経営陣がするはずないからです。

それは近い将来、海外とのやり取りが日常的になることを予測してのこと。

更に今回のパンデミックで様々なやり取りのオンライン化が一気に進み、以前は一部の人だけがしていた海外とのやり取りが

人事にも
経理にも
法務にも
マーケティングにも

広がったのです。
この動きは一度広まったら減少することなく定着するでしょう。

そうなると初めて仕事の英語デビューで抑えておきたいのが英語での自己紹介です。

日本語版を英語版にすればいいと思っていると英語版の自己紹介は日本語版とかなり違います。 
違う点がいくつかあるなかで今日は2つお伝えします。

・英語版では自己紹介の時に「自分がどう呼ばれたいか」を自分で
 決められるということ。

・外国人の名前に「さん付け」を付けるかどうかについてです。

初めて会ったとき必須の自己紹介をどうやるか

仕事で他の人とご一緒するときに必ずついて回るのが自己紹介ですね。更に自分が何と呼ばれるか相手をどう呼ぶかも気になるところです。
 
日本の職場だと上司や先輩、同僚がこちらの思惑と関係なく
本名、ニックネー、本名に「ちゃん付け」くらいのバリエーションで決めてくれます。
 
英語で仕事をするときに日本語の時と違う点は
「自分がどう呼ばれたいか」
自分で周りの人にリクエスト出来ることでしょう。
 
典型的な初対面の自己紹介の流れはこんな感じです。
 
I’m Yuko Kono.
こうの ゆうこ です。
 
Just call me Yuko.
ただ、ゆうこ と呼んでください。
 
私の名前は音節が少なく、外国人にとっても聞き取りやすく発音しやすいですがヨーコ・オノと音が混乱しやすいらしく
 
しばらくやり取りをしているうちに8割がたヨーコになってしまいます。ヨーコ・オノは恐らく世界で一番有名な日本人女性だからでしょう。
 
たとえば日本人の名前でカズノリ、タカトシ、コウタロウといった音節のたくさんある名前は外国人には聞き取りにくく、発音しにく、覚えにくいもの。
 
そういったお名前の方は外国人向けのニックネームを準備しておくことをお勧めします。
例えば本名の音を少し残してこんなふうにできます。
 
カズノリ→ Kaz
タカトシ→ Tak
コウタロウ→Terry
 
また、本名と全く関係のない英語の時のニックネームを付けるのもアリです。
過去に存じ上げている日本人では
 
Pete, Richey, Rocky, Eddie (男性)
Katherine, Vivian (女性)
 
といった名前をEnglish Nameとしている方がいました。実際の知り合いです。 
 

外国人の名前に「さん付け」する例

では相手の外国人の名前は何と呼ぶかと言うと多くの外資系企業で、
 
苗字または下の名前 + さん 付け
 
が多いのが実情です。
 
苗字なら 
Boots-san
Thomas-san
 
下の名前なら 
Brian-san
Adrian-san
 
のように。
 
 
不思議なのはFamily Nameで呼ばれる人とFirst Nameで呼ばれる人がいること。法則があるわけではなく、人による。日本人同士でもそうですよね?
 
ではなぜ外国人の名前にsan を付けるのかというと、おそらく相手の名前を呼び捨てにするのは失礼?という日本文化が関係しているのかもしれません。
 
特に公の場で年上の方、上の肩書の方に対して呼び捨て。
私も少し抵抗感があります。
 
ところが会社の文化によっては英語流にファーストネーム呼捨てでまったく問題なしというところもありますし、海外経験が長い方などは社長をファーストネームで呼捨てにしている例も見てきました。
 
相手と個人的にも親しい場合はファーストネームで呼び捨てにしたいですが
 
ただ、周りの上司や同僚から浮いてしまうのが嫌だと言う場合、公の場では san 付け。
プライベートでは呼び捨てと使い分けてる例も見たことがあります。
 
よくビジネス英語のテキストに出てくるMr. Brown やMs. Smith のように
Mr.や Ms.を2度目以降に会った時も使っていると、相手からすると堅苦しく感じて
 
「この人、私と距離を置きたいのかな?」「近づきたくないのかな?」と思わせてしいまうことも少なからずあるようです。
 
心理的な距離を縮めるにはファーストネームで呼び捨てにするか、日本流に親しみを込めて san 付けにするほうがよいと思います。

ファーストネームで呼び捨てにしないほうがいい例

こうした呼び名の中で例外はDr. と博士です。

Dr.には2種類あります。

Medical doctor お医者様
PhD.             博士号の保持者

です。

仕事でDr. とお知り合いになったら相手が「ファーストネームで呼んでください」とはっきり指定しない限りは必ず苗字にDr. を付けます。

記載するときは
お医者様なら 名前の後に M.D. (メディカルドクターの略)
博士号なら PhD.を忘れずにつけます。

まとめ

今日は英語での自己紹介と外国人の呼び方についてお伝えしました。
日本語の時と違う点は
 
「自分をどう呼んで欲しいか」リクエストできるということ。
 
日本人が外国人社員を呼ぶときに
First Nameまたは
Family Name に
さん付けをする場合が多いこと
 
「さん付け」ではなくDr.を付けるのがお医者様と博士です。
この場合は口頭ではどちらも Dr.
書くときは
 
お医者様が名前の後に MD
博士は PhD.
 
ということです。
初めて会うときの印象が大切なのは日本人どうしでも外国人とでも同じですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。仕事で英語が必必要な方のお役に少しでも立てれば嬉しいです。


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