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英語トレーナーの社交術: お礼は具体的に

これは英語圏の方におもてなしを受けてなんとお礼を言っていいかわからずとまどう方のための記事です。

 

私たちの形式的な挨拶に足りないもの

 

12月から1月にかけては忘年会、クリスマスパーティ、そして新年会。

何かと集まることが多い季節。

 

外でのパーティであれば主催者さん、お世話役さんに。

だれかの自宅でのホームパーティーであれば準備をして自宅を開放してくれたホスト、ホステスさんに。

一人前の社会人であれば帰り際にきちんとお礼を言ってから帰るのが常識。

これは日本でも海外でも人類みな同じ礼儀です。

 

 

日本人なら

「今日はありがとうございました~!」

ちょっとお酒が入っていればこんな感じでしょう。

 

そしてその常識を日本語流のまま英語でお礼を言うとしたら

Thank you for today !  

It was great!

ですよね。文法的にも正しいです。

 

でもちょっと待って下さい。

それは話し手が言っていないことまで聞き手が補って「たぶんこうだろう」と会話が成立する日本語と日本文化での話。

でも英語でのやり取りならおそらくお礼を言われた方は

 

えっ、何がよかったのかな?

 

と、腑に落ちません。

せっかくお礼を言ってくれるならいったい何が良かったのか言ってほしい!

と思うでしょう。

具体的 (specific)なのが英語の表現です。

 

私たちが日ごろ話している日本語ではこちらが具体的なことを言わなくても、聞き手は

「あ、たぶん〇〇が良かったんだろう」と

頭の中で補ってくれます。そもそも、あまり細かいことまで言わない。形式的な挨拶が大人の常識として決まっているからです。

 

でも英語だと漠然と「今日はありがとう」では言われた側は頭の中で

 

何を楽しんだんだろう?

ホントに楽しかったのかな?

 

とあまり嬉しくないしモヤモヤが残ります。

 

英語でお礼を言うなら何が良かったのか具体的に

ではどれくらいがちょうどよいのか。というと

 

例えば;

Thank you for having me here today.

今日はお招きいただいてありがとうございます

 

I had a great time with great dinner and gorgeous people.

素晴らしいディナーと素敵なメンバーでとても楽しかった。

 

またデザートがお手製のケーキだったら

The desert was sooooo good!  I loved it.

デザートが素晴らしくて! あれ、好きです

 

注:どうやら最近は delicious という言葉があまり使われてないようで Good や Great

で済ませる傾向があるようです。Yum, Yummyでも通じますが少し子供っぽい感じ。

 

具体的に言葉でお礼を伝えることの効力

ここまで具体的に褒めれば、ホスト側も

 

お料理頑張った甲斐があったわ。

ワインもこだわったし。

あのケーキ、気に入ってもらえてよかった。

 

と嬉しくなりますし、それを言葉で伝えられるあなたの評価も上がります。

特に海外から駐在できている上司の場合自分の部下の人たちをホームパーティに呼ぶことも少なくありません。

(おうち広いですし。。。)

そんな時、上司にはもちろん、奥様にもきちんとお礼が言えたらいいですね。

せっかくお礼をいうなら「~が良かった」「~が好きです」と具体的に伝えましょう。