この記事は英文メールや英語で文章を書くときに言葉を調べる時間をセーブしたい方に役立つように書きました。
目次
英文メールや英語の文章は時間が掛かる
英文メールや英語の文章を書くときって時間が掛かりますよね?いくつも理由があると思いますが
例えば、動詞を使うにもいつも同じことばだけだとカッコ悪いから他に言い方ないかな?とか
もっとピッタリくる表現はないんか?とか
このスペル、合っているかな?とか。
不安になるとき、辞書を引いたほうがいいのは分かっているけれどめんどくさい。どうしても英文メールを書いているのと同じ画面上で
Google翻訳をたよりにしてしまう。
多分それが一番手軽だから。。。。と思っている人、今日この記事を読んで良かったですよ。
もっと手軽に英単語を調べたり、スペルチェックができる方法があります。
これぞ裏技。
右クリックでこんなことできます
手軽に仕事中、英単語を調べたり、スペルチェックができる裏技、もしかしたら「もうやってます」という方はこの段落は読み飛ばしてください。
次の段落で私が幼稚園児だったとき、運動会で起こしたある事件について進んでくださいね。
今、私のビジネスコミュニケーション(会話や異文化間コミュニケーションのコツ)の講座はコロナ禍で全てオンラインになりました。
オンラインにした1年4カ月前は操作がままならず「不自由だな」と思っていたけれど
Zoomにも慣れていろいろな機能を使いこなせるようになると、対面より便利だと思うことも出てきました。
その一つがこれからお話する英単語の調べ方(類義語、反義語、スペルチェック)について画面を見せながら生徒さんにも教えてあげられるということです。
Grammarlyというソフトがあります。
黄緑色のアイコンで一度インストールすると、スペルチェックだけでなく文法事項も指摘してくれて便利なのですが一つだけ欠点があります。
というのは日本語入力している間に変換や入力に反映される文字が、邪魔されてしまって、こちらの思うようにならないことがよく起きます。
なので私はGrammarlyは使っていません。今の仕事だと英文と日本文では日本文のメールのやり取りのほうが使う頻度が高いので、足手まといになってしまうことがあるからです。
英文のほうが圧倒的に多い方にはGrammarlyはお勧めです。
さて「右クリックでできること」の本題に入ります。
その1: Grammarlyを使う
まずスペルチェックについてお話します。
一番簡単なのは先ほど「日本語入力には邪魔になる」とお話したGrammarlyをダウンロードすることです。
スペルチェックから文法チェックまでサクサクやってくれます。
ただし日本語メールの数が多い方は、ひらがな、漢字変換共にうまく行かなくなることがありますので個人の事情に合わせて選ばれるのが良いでしょう。
Grammarlyは一時的に機能しないようにすることもできますので、その操作をその都度することが面倒でなければお勧めです。
その2: Wordの「校閲」機能を使う
長くて、重要度の高いメールを書くときに便利です。
長くて重要度の高いメールを初めからメールソフト(Gmailなど)に直接打込んでいると、何かの瞬間にキーボードをミスタッチして
原稿がなくなる
途中で送信してしまう
という悲劇が起きることがあります。
なので私は大切なメールはまずWordで下書きをするようにしています。
Wordの機能で単語の選択や間違い探しが一瞬でできることをお気づきですか?
1)Word画面上部の「検閲」タブからスペルチェックと類義語検索を選ぶ
スペルが正しいかどうかの確認や、類義語検索に使います。調べたい単語にカーソルを当てて左クリックで英単語を反転させてからWord画面上部の「検閲」をクリック。
画面上部に表示される「スペルチェック」「類義語辞典」を使うとオンライン辞書を使うより時間短縮できます。
またそれまでに書いた文字数も画面左下に表示されますので日本語で執筆活動される方には便利ですね。
2)英単語単体の様々な情報を得たいとき
ここでは「類義語辞典」、「英英辞典」と「翻訳」ができます。
単語単体を左クリックで反転させてそのまま右クリックすると縦に長いメニューが表示されて上記のような機能が使えます。
私は類義語をこれで探したら、更にその類義語の類義語を探して語感が自分の探しているものにぴったりするかどうか確認するようにしています。
その3: Googleの検索ウィンドウを使う
これは多くの方が使われているかと思いますが、動詞の使い方を確認するときに便利です。おもに2つの目的で使います。
1)英単語の類義語の中で世界的に一番多く使われているか、すなわち今の英語か?を探すときに使います。
2)自動詞・他動詞の使分けと、自動詞の後にくる前置詞を調べるときに使います。
使い方: 調べたい動詞をGoogleの検索ウィンドウに入力して検索すると何億というWeb上でのその動詞の使用例が出てきます。
動詞の後にどんな前置詞や目的語(名詞)を使うことが多いか調べられるのと、2つ以上の候補を、両方ともそれぞれ入力して検索結果で上がってくる数を比べることで、どちらがより一般的な言い回しかが分かります。
このとき、とても使用例が少ないもの、例えば100例とかだと英語が母語でない方が論文などで自分独自の英語の使いかたをされていることが多いのでビジネスに使うには不向きです。
幼稚園の三輪車競争と英文メールの裏技の繋がり
ここまで読んでくださった皆さんのうち、まだ読む余力がある方にオマケでお話します。
この英文メールの裏技を書くために構成を考えていたら「あっ!」と思い出したのが幼稚園の三輪車競争で私に起きたこの事件のことです。
それはどんな事件かというと。
多分、年中さん(5歳児)のときだと思います。
運動会に三輪車競争というレースがありました。
幼稚園の運動会の出し物の多くは事前にリハーサルをするのですが、この三輪車競争はぶっつけ本番でした。
リハーサルがなかった理由は大人になってから考えると、レースに使うたくさんの三輪車を個人のお宅から借りてこなければならず
リハーサルから本番当日までお借りするのは気が引けるので、当日だけ借りたのではないかと思います。
当日の本番で5人くらいが一組となりスタート地点からよーいドン!とスタートすると
30メートルくらい先に車種(?)がバラバラな寄せ集めの三輪車がたくさーん並んでいます。
幼稚園児たちは三輪車めがけて走り、自分が好きな三輪車を「漕いで」ゴールする順番を競います。
事前の説明も「好きな三輪車を漕いでゴールしましょう!」だけでした。
さて私の組の番がめぐって来て、よーいドン!でスタート!
走りましたよ、全速力で。
そして三輪車を座ってえっちらおっちら漕いでいるライバルたちを「立ち漕ぎ」でぶっちぎりで追い抜いて1着!
当然のように1着の旗の下に自ら並びました。ところが。。。
先生に首根っこをつかまれて5着の旗のところに連れていかれたのです。
「なんでぇ~?」と訳が分からず泣きそうな私に先生が
「立って漕いでいいとは言ってない」と一言。
せっかくその場で「立ち漕ぎ」を思いついて、ぶっちぎりで1着になったのに。。。今考えても、なんか切ないです。
でどうしてこの三輪車競争を思い出したかというと
「英文メールを書くときに辞書を引くのは王道。でも手軽な方法で効率をあげられる」という共通点があったからかと思います。
だれも三輪車は座って漕がなければいけない。とは言っていなかった。
だから楽で効率的な方法を5歳児ながらに考えた。
でも、結果は報われませんでした。
英文メールは違います。
左クリックで「検閲」機能を使っても
Google検索を使っても
ビリッケツの旗の下に連れていかれることはありません。
しかも世界的に見てその単語の、より適切な使いかたが分かるなんて
この機能を使わない手はないですよね。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。