この記事を読むと英語学習者の方はオリンピックの開会式の楽しみ方が一つ増えます。軽い記事ですので楽しみながら読み飛ばしていただければ幸いです。
オリンピックの開会式で2か国語の国名の発音を聞く
明日2021年7月23日は2020年東京オリンピックの開会式です。
コロナ禍で未だに賛否両論ありますし、開催しても無観客という異例づくめですね。
今日はそういった特殊事情を離れてオリンピックの開会式の楽しみ方について書いてみたいと思います。
オリンピックの開会式 というと子供の頃から「これが楽しみ」というものがあります。
各国の選手団が入場してくるときに会場に響き渡るアナウンスで英語とフランス語の国名を聞けることです。
昨日英語の研修でうかがった企業では英語版の国名のリストを見ながら、日本語と違うアクセントの位置を
紹介したのですけれど。。。
関心を持ってくださる方がほとんどいなくて、反応が薄く、私ひとりで盛上っていたようでちょっと恥ずかしかったです。
中にはスポーツには全く関心がなくて「オリンピックの放送は観ない」という人もいました(笑
英語やフランス語での国名の発音は、普段日本語で聞いているのとあまり変わらないものもありますが、すごく違うものもあります。
そのモノマネをするのが楽しい。
でもそれだけじゃなくて、英語を話す人にとってはアクセントの位置はとても大切。
特に固有名詞はアクセントの位置を間違えるとほぼ伝わらないと思った方がいいです。
なので、金曜日の夜、オリンピックの開会式を楽しみながら 英語の国名チェック をしてみて下さいね。
オリンピックの国名をフランス語でも言うのはなぜ?
国名は英語だけでなく、フランス語でも紹介されますが、そのわけは
「オリンピックの第一公用語がフランス語、第二公用語が英語とオリンピック憲章で規定されている」
からだそうです。
私の場合、国名を開会式の選手団紹介でフランス語、英語の両方で聞けるのと、各国の文化的事情を取り入れたユニフォームを観るという楽しみがあります。
一粒で二度美味しい。(グリコキャラメルの昔の宣伝コピー!)
個人的に音が好きな国名がいくつかあります。
例えばアメリカは英語では United States of America なのに
フランス語では États-Unis エタデユニと聞こえる!
イタリアは英語なら Itali(イタリー)なのに フランス語だと イタリ とそっけない。
そんなところにゾクゾクしてしまうわけです。音フェチなのかもしれません。
個人的に一番好きな英語名の発音は ジャマイカ。
日本語では ジャマイカ →→→ と、アクセントがない平坦な発音です。
英語だと ジャーメイカー 、フランス語だと ジャメイーッケ に近い音 (太字部分がアクセント)
なぜ私はジャマイカの国名の発音が自分は好きなんでしょうか?
たぶん、クールランニングというアメリカ映画がきっかけだったと思います。
注『クール・ランニング』(Cool Runnings)は、1993年のボブスレーを題材にしたアメリカ合衆国のスポーツ・コメディ映画。
雪の無い国、ジャマイカが冬のオリンピックのボブスレーに出場したくて奮闘するというお話です。
常夏の国ジャマイカの砂浜で3人組がボブスレーに見立てた箱に乗って、
右に左に体重移動の練習をする姿が今でも目に焼き付いています。
注目して欲しい日本語と英語で発音がかけ離れている国名
自分のお気に入りのジャマイカの発音の話をしましたが、他にも日本語と随分ちがって聞こえる国名がたくさんあります。
列挙しますので、アナウンスされるときは耳を澄まして聴いてみて下さいね。
個人的に聞いていてワクワクする国名は;
エジプト、ドイツ、ポルトガル、スイス、トルコ、ベトナム、ベルギー、キプロス、そしてヨルダン、ギリシャ
国名をいつも日本語で聞いているのと違う音で聞ける、各国のユニフォームを見られるということにプラスして、
今回はオリンピック史上前例のない無観客ということでどんな景色がテレビの画面に繰り広げられるのか?それも楽しみにしています。
オリンピックは毎回歴史に残るけれど、とくに歴史に残りそうです。私の中でも。