河野木綿子のセミナー情報 

外国人上司にすぐ伝わるビジネス英語には動詞活用の練習

これは上司に連絡・報告をするのに口ごもってしまい、話すことに苦手意識があるひとのための記事です。

上司と話すとき口ごもって気まずい

 

大事な場面で言葉がでてこない。

原因はたくさんあると思いますが、私の周りにいる2人のビジネスパーソンのケースを取り上げます。

おふたりとも「まだ英語を話したことがない」状態からレッスンを始めて、今では言葉を選びながら話せるようになりました。

 

でも二人のタイプは真逆。思わず笑ってしまうほど。

ひとりは間違えても気にしないでどんどん話す「気にしない君」。

もうひとりは間違えるのが怖くて、ときどき考え込んで黙ってしまう「だんまり君」。

お二人とも男性なので敢えて「君付け」をします。

 

タイプは真逆とはいっても共通点があるんです。

それは

二人とも「動詞の活用」が苦手。

「壊す・破る」Break – Broke – Broken

という 現在形ー過去形ー過去分詞

といった時制を表すあれ、ですよ。

 

お二人とも「動詞の活用」をせずに現在形で話します(改善しつつありますが)

でもだんまり君は過去形を思い出せないと気づいたときは「だんまり」になります。

 

英語の動詞には現在形・過去形・過去分詞がある

 

私たちがふだん何も意識せずに日本語を話しているときは

現在形と過去形を使いますね。でも英語にはそのほかに現在完了形という時制があります。

(話がそれますが中国語には時制がないって本当ですか?お正月に実家に帰ったとき、大学生の姪っ子が言っていました)

 

そして上司に何か報告・連絡をするのに避けて通れないのが過去形と現在完了形。

いつも起きていることの説明ならば現在形だけで足りますが、報告・連絡は過去の出来事を伝えることが多いです。

そうなると過去形と過去分詞がすらすら出てこないのは忙しい上司と話すうえで大きな障害。

 

う~ん、とこちらが黙ってしまう間、待たせるのは申し訳ないし、それよりなにより

英語が出てこない = お仕事できないイメージ

につながらないとも限りません。

 

先ほどお話した「気にしない君」は私と話しているとき、全て現在形で押し通すつわものですが

実際仕事が出来るのに、外国人上司やお取引先と話していて「出来る人」と思われるのは難しい。

想像してみてください。外国人が一生懸命、日本語で仕事をしている。でも話すとき全て現在形。

この人に任せよう って思いにくいですね。

 

解決法は動詞の活用を練習すること

このお二人には毎週動詞活用の口慣らしを宿題としてお出ししています。

「気にしない君」はすでに中学レベルの動詞の活用は全てできるようになりました。

あとは実際に話すときに使えるかどうかです。

「だんまり君」はまだ道半ば。

使っている教材は「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」山田暢彦(Gakken)。

巻末近くに動詞の活用表が4頁にわたって載っています。

 

実は普段使わない動詞の活用は既に英語を話せる人でも練習したほうがいいです。

というのも

「尋ねる」ask – asked – asked

のように規則的に変化する動詞は間違えようがないのですが

「飛ぶ」 fly – flew –  flown

のような不規則動詞はしばらく使わないでいると思い出せない、口が動かないことが多いから。

出張先で「どこから飛んできたの?」と聞かれて

「成田から飛んできた」

I flew from Narita.

で一瞬くちごもる、または黙ってしまうのもカッコ悪いですものね。

市販の紙の辞書にはたいてい巻末に動詞活用表がありますので、たまに思い出して発音してみてください。

 

きょうも最後までお読みくださってありがとうございます。