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仕事の英語: 将来に向けて絶え間なく自己投資していますか?

これは「このまま何もしなくても何とかなる」と日々をなんとなく送っている会社員の方のための記事です。あまりいらっしゃらないと思いますのでスルーしていただいても結構です。

 

今日は 「自分への投資」 についてです。

 

伸びる人は自己投資を続けている

あなたは毎年どれくらいのお金や時間を自分自身の成長のために使っていますか?

 

なぜ私がそんな話をするかというと私自身が長年、企業で人材開発に携わってきて

 

優秀と言われてどんどん伸びていく人たち

具体的には

高業績を上げる

会社から選ばれて新しいチャンスをもらう

自分で独立して事業を起こし実績を上げる

 

そういう人たちには共通してお金や時間を自分に投資するという習慣があると気付いていたから。

 

ある人は毎年 自分の年収の5%を自分の学びに使い続けています。

ある人は毎朝自分にルーチンを課して英単語に30分、その後水泳に30分の時間を毎日投資しているそうです。

 

そういう人たちは高額セミナーや英会話スクールの

    〇〇キャンペーン

の安さに踊らされて、10回もお試しに時間を使うことなく

今年 自分が挑戦しようと決めたこと

今、自分に必要な知識やスキルに対して

計画的に、惜しげもなくお金や時間を投資します。

そして成長を続ける結果、投資を回収し続けて行きます。

 

個人的にあまり好きな言葉ではありませんが「確実に元を取って」います。

元を取る

という成功体験をたくさん積んていますから

自分を信じて、お金や時間を惜しげもなく、躊躇せず、投資することが出来ます。

 

 

さて。

企業に勤めるビジネスパーソンにとって、これまでになく自己投資が必要になってきました。

その背景には大まかに分けて2つの変化が見えます。

 

平等だった企業の社内教育が選択制に

一つ目。

私が大学を卒業して社会人になったころ1980年代から1990年代前半くらいまでは

大手外資系でも

全ての人に「平等に」

仕事の場を離れての研修機会がありました。

 

階層別研修 と呼ばれる すべての人に平等に与えられる学習機会。

入社時研修

1年後のフォローアップ

中堅社員研修

新任管理職研修

課長研修

 

などなど。

 

ところが2000年代に入るころから

選ばれた高業績社員のみを対象にした教育プログラムが見られるようになりました。

 

社内MBAスクールサクセッションプラン* の後継者候補の人だけを対象にした研修です。

 

(*重要なポジションが空いた時の後継者を指名しておき、優先的に教育機会をあたえるなどして将来の着任に備える仕組み。他社への転職を引き留める効果も期待される)

 

今までの右肩上がりの経済成長が見込めなくなったことで

 

企業は教育を出費(expense)でなく将来に備えた投資(investment)と考えるようになり

限られた資源を選ばれた人にのみお金と時間を投資するようになったのです。

 

私も選ばれた社員のみを対象とする社内教育プログラムの案の承認を取る時に

役員会で

“This is not an expense, but an investment that will generate huge profit in the future”

「これは出費ではありません。将来 大きな収穫を生む投資です」

という表現を使いました。

(これは100%提案を通す Killer phraseです 笑)

 

 

更に外資系企業の中には

「英語はできて当たり前。できないなら自前で出来るようになって下さい」

というところまで出てきています。

(超大手の元日系製薬企業の例)

 

新規事業には選ばれた人だけが参加できる

お金と時間の自己投資が必要となってきた二つ目の理由は

今お話ししたように会社負担での教育機会が減っていくなかで

 

ビジネスの環境変化が高度経済成長期よりもスピードアップしてきているうえに

大企業同士の吸収や合併、特に外資による日本企業の吸収でさえ普通になり

新しいビジネスのチャンスに際しては「準備が出来ている人」しか選ばれない

ということが起きているからです。

 

バスに乗れるのはバスが来た時に荷づくりの準備が出来ている人だけ。

チャンスには後ろ髪がない。

 

といった言い古された言葉に表されているように

自分で主体的に準備をしておかないと選ばれることなく置いてけぼりになります。

チャンスは平等ではなくなりました。

 

かつては新卒採用の面接の席で学生からの質問の中には

「入社後の教育制度はどうなっていますか?」という質問が数多くありました。

でも今はブラック企業かどうか を探るような質問が増えています。

 

もちろん理不尽で過重な労働を強いるブラック企業は問題ですが

自分の成長機会にもっと関心をもって会社を選ぶという視点が薄れてきているとしたら

寂しい限りです。

 

お金を掛けなくても自己投資はできる

とはいえ

お子さんの教育ローン、住宅ローンなど様々な事情で

時間的にも 金銭的にも自己投資できる量が限られているという方もいらっしゃると思います。

そういう場合でも

 

読書をして

良いと思ったことは実践するだけでも長い目で見ると

大きな差を生みます。

 

ビジネス書が1冊 1500円前後として自分で買ったとしても

ひと月10冊読んでも金額で 15000円の自己投資。

 

書いてあることを実践して仕事に活かせる知識やスキルが増えれば

人生が良い方に変わる大きなきっかけに

なるかもしれません。

 

最後にこんな言葉をお届けします。

 

First come, first served.

早い者勝ち

イギリス人の女性ディレクターが、出張から帰って来てお土産を皆に分ける時にいつも言っていたひとこと。

 

待っていても

棚からぼた餅が落ちてくる時代ではなくなりました。

 

 

 


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