これは電話会議で話の内容が半分くらいしかわからなくて、何とかしたいと思っている人のための記事です。
「英語デビューは電話会議」が増えている
10年くらい前までは仕事の中で英語を使うようになるのは英文メールからというのが多かったのですが
ちかごろでは電話会議、またはPCを使ったオンラインの会議ということが断然多くなりました。
上司から突然、「来週の電話会議、出といて」と降ってきます。
もし仕事で英語を話したことがない人なら「うわぁ、どうしよう」と思うのが自然です。
なぜ「どうしよう⁉」と焦るか。
それは電話会議はライブだからです。
英文メールなら、辞書で調べたり、翻訳ソフトを使ったり、できる人に手伝ってもらって返信することができますが
ライブの電話会議で意見を聞かれたり、説明を求められたときはその場で対応しなければなりません。
電話会議といっても一昔前までは音声だけでいわゆるポリコムという接続機器の周りに、こちらの出席者がずらりと座って
相手方と、音声だけでやり取りをしていました。
今のオンライン会議はIT技術の発達のおかげで、顔と資料を写しながらというのが大部分でしょう。
となると以前の「音声だけ」にたよる電話会議よりも格段に難易度は下がっています。
とはいえ、依然として「電話会議が苦手です」というお悩みは多い。むしろ増えています。
事前に資料に目を通す
ではこの電話会議で英語デビューの負担を減らすにはどうしたらいいでしょう。
事前にアジェンダと資料に目をとおす
自分の目指すゴールを決めて言えるようにしておく
カギはこの二つです。
日本語の会議だと「その場でなんとかなる」
と事前に資料を読まなかったり、自分の目指すゴールがあいまいなままでもなんとかなることがあります。
でももし、ついて行くのがやっとの英語だとそうはいきません。
事前に目をとおしてわからない単語は調べておく。
発言するときのために その単語のアクセントの位置を練習しておく(そうでないと聞き取ってもらえないかも)。
電話会議にでるからには自分の意見、結論は「日本の意見・結論」と取られるわけですからしっかり落としどころを決めて臨む。
その程度は最低限準備しておきます。
これができていれば、少なくとも英語のせいで他国のメンバーに置いて行かれることはないはず。
周りの人が言っていることが半分くらいしかわからない。というお悩みは多いのですが、準備のことを聞いてみると
皆さん、わりと何も準備しないで「わからない」と言っています。
準備の積重ねが仕事の英語の進歩につながる
準備をしておけば、会議の内容がわかるだけでなく、自分の仕事に必要な単語や言い回しも確実に増えますから
そのうち、事前準備の手抜きをしてもわかるようになります。
それでも自分が思う結果を持ち帰るためには事前準備をお勧めします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。