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コミュニケーションにも欲しいバリアフリー

これは来年のオリンピックに向けて外国人とのやりとりは少しハードルが高いと感じている人のための記事です。

増えているアクティブなシニア層

10日ほどまえに信州に旅行に行ってきました。

現地はもうすっかり秋。ススキの穂がきれいでした。

特急あずさ を利用したところ、車内で多いのが年配者のグループ。

年齢層でいうと70前後くらいで、人数は3、4人。

男性だけのグループは見かけないけれど女性の仲良しグループが目立ちます。

それも昔の列車旅行のように2人掛けの椅子を向かい合わせにして

ずっとおしゃべりで盛り上がっている。

 

旅のメインはグルメと観光

この記事を書くにあたって、旅行事情についていくつかの記事をネットで検索したところ

旅の目的の傾向は「物より『コト消費』経験をしたい」だそうです。

 

実は1年くらい前にアジアの富裕層のミレニアル世代の消費傾向についての

記事を読んだときも

お金を使うのがかつてのブランドものよりも、クルーズをしたり

美味しいものを大勢で食べたりといった

物より「コト消費」ということが書いてありました。

 

となると複数名で出かけていってかつてのように

山のようにご近所向けにお土産を買うというよりも

人とのふれあい、訪問・体験が旅行に占める割合が高いのでしょう。

 

当然、この流れを受けて観光地やそこに行くまでの交通機関や中継地点には

おのずとバリアフリーが求められます。

 

例えば東京の地下鉄駅で近年普及してきた「だれでもトイレ」や

他階層へのエレベーターが観光地でも急速に普及して欲しいものですね。

 

台風15号で外国人観光客が遭遇した言葉のバリア

ところで先週末(2019年9月8日)東日本を台風15号が直撃しました。

このブログを書いている2日経った10日の時点でも

千葉県方面では電気の供給が復旧していなかったり

成田空港では海外から空港に着いた観光客の皆さんが

空港から外にでられないでいる

というニュースが報じられて、心を痛めています。

 

成田空港で足止めされている外国人観光客が発信しているツイッターの中に

「なんの情報も入ってこない」というものがありました。

 

” Disastrous day at #Narita. Easily the worst experience

I’ve ever had at any

airport. Worst thing? No information from the staff at all!”

成田でさんざんな目に会った一日。 

間違いなく今までのどんな空港より最悪の経験。

一番ひどかったこと? 職員からなんの情報も入ってこなかったこと!

 

 

同じような記事を昨年のある地域の地震についても読んだ覚えがあります。

避難所の体育館で何日も過ごした人たちが

日本人と外国人に分けられたので

もともと日本語が堪能でない外国人には 今何が起きているのか

まったく情報が入ってこなかった。

もし側に日本人がいれば片言でもやりとりができたでしょうに。

 

バリアフリーはコミュニケーションにも必要

来年2020年のオリンピック、パラリンピックが開催されると

間違いなく、選手団や世界中からたくさんの人が東京だけでなく

競技会場のある都市を訪れます。

 

そのときに英語や他の外国語が上手でなくても

手を差し伸べて欲しそうな人、助けが必要な人に躊躇せず

声を掛けられるでしょうか?

 

日常生活の中でも、日本人同士でも

知らない人に気軽に声を掛ける、手を差し伸べるのが

苦手な傾向のある日本人(と、私は思いもます)。

 

知っている人には礼儀正しいし、本当は心優しい人が多いのに

知らない人には感情的になりがちで

朝夕のラッシュの電車で時にキレてしまってトラブルになる日本人。

 

最近,、バイリンガルの友達と話していて

「バイリンガルの人ってお互い見分けがつくよね」という話になりました。

それは

「目があったときにニッコリすること」

もちろん性格的に恥ずかしがり屋さんという人もいると思いますが

目が合ったらニッコリする。

困っている人には手を貸す。

っていうのが世界標準の気がするし、ぜひそうなって欲しいと思います。

 

ちかごろ地下鉄で私に席を譲ってくれるのは

必ず(!)東南アジアから旅行で来ている若い男性です。

日本人男性は私に声を掛けるのが恥ずかしいのかな?とも想像しています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。