スティーブ・ジョブズは毎朝洗面台の鏡に映る自分の顔を見ながら自問自答したそうです。
「今日やろうとしていることは、もし今日が人生の最後の一日だとしても、やる価値があることだろうか?」
目標達成のための資源の確保
晩年のジョブズはよく知られている通りにガンを患っていましたので、
この朝の自問自答はさぞかし切羽詰まったものだったことでしょう。
私たちでも「〇年後にこうなっていたい」という「なりたい自分」を心に描いていれば、
それを実現するには
「今は何をしたらよいか?」
おおよその見当はつくと思います。
どうしていいか迷ったら、同じようなことを達成した方の本を読んだり、
誰かに相談することもできます。
その為に必要なのは資源の確保です。
具体的には時間と費用です。
仕事の資源というと「人・モノ・金」 と、近ごろでは「情報」と言われますが
ここに欠けている重要なものがあります。
時間です。
お金は何倍にも増やせるが 時間は取り返せない
時間は誰にでも平等に与えられていているのに、
無駄にすると取り返しがつきません。
一方でお金は後でも状況次第、努力次第、工夫次第で取り返しがつきます。
今まで7年間、週に2回40分のプライベートレッスンを受けてきたのに
英語で仕事の話ができるようになりませんでした。
という方に最近お会いしました。
レッスン料は7年間で700万円を超えたそうです。
一番大きな収穫は「外国人に慣れて、緊張しなくなったこと」。
700万円というレッスン料にも驚きましたが
それより気になったのは7年間という時間です。
忍耐強い方なのかもしれませんが、2度と取り戻せない時間をかけて
目標を達成できなかったなんてもったいない。。。
具体的な目標管理のもとで集中する
数値化した具体的な目標管理
正しい方法で練習
これがそろえば早い人で3ヶ月。
全く英語を話したことがないひとでも1年あれば、
ディスカッション
プレゼンテーション
まで出来るようになります。
目標を決めたなら躊躇することなく今すぐ最初の一歩を踏み出しましょう。
もし今、英語を話せるようになりたくて英語学校に通っているなら
レッスン時に習うだけでなく、毎日わずか10分でもアウトプット、すなわち
英語の発話練習をするだけでも、学習効果は加速します。
少しであっても
毎日やる
という習慣化に成功すれば、ちりも積もって大きな山になります。
何よりも「英語は生活の一部」となって
やってあたりまえ、できて当たり前になります。
チャンスには後ろ髪がない
今、始めたほうがよいとわかっていることを先延ばしする理由って
いろいろあると思います。
きっとだれかが何とかしてくれる
年金制度も今より良くなるかもしれない
60歳過ぎても再雇用でも食べていけるはずだ
と、他人任せで課題が解決したつもりになっていることはよくあることです。
でも本当にアテにしてのんびり待っていてもいいでしょうか?
アテが外れて最悪の事態が起きてしまってからではどうにもなりません。
身近な例をひとつご紹介します。
日頃から職場で「英語ができる人」と言われていたAさん。
ニューヨークにある自社の提携先にだれかが派遣されるとしたら
「きっとAさんだよね」と周りの人はみんなが思っていました。
本人も自分が最有力候補だと自覚していました。
でも同時に自分がTOEICで高得点が取れても
英語がほとんど話せないという漠然とした不安を抱えていました。
上司も同僚もそのことは知りません。
そしてある日とうとうニューヨーク行きの辞令が会社からでました。
私に連絡をくださったのがこのタイミングです。
今、ほとんど話せない方が、
仕事をしながら、
引き継ぎもしながら、
渡米の準備をしながら、
2か月後に英語が話せるようになっている。
これはかなり非現実的な話です。
せめて英語学習には正味3ヶ月欲しいところです。
なぜ3ヶ月なのかというと
新しいことを初めて変化が起こり始めるのが3ヶ月と言われているからです。
これを
「行動変容」
と言います。
「自分は英語ができる人」ということになっているという方には
早めに英語を話す練習を始めておくことをお勧めします。
自己投資は何倍にもなって返ってくる
時間のことを書きましたが、次にお金の話です。
管理職が仕事を英語でするうえで、必須の英単語を200語弱をリストにして
短期集中コースで使い始めて4年になります。
この中に出費に関する単語がいくつもあります。
でもどれも意味が微妙に違います。
でもこの意味の違いは実際にアウトプットする段にならないと深く考えることはありません。
仕事上では使い分けないと誤解を生んだり、自分が能力不足と思われる危険性があるのに。
出費に関する英単語の例を挙げると以下のような単語です。
支出 expense 出ていくお金
コスト cost 利益を得るためにかかる必要経費
投資 investment 利益を増やすために期待して払うお金
どれもお金を支払うことになりますが、
この3つの単語の意味の違いが自分のなかではっきりしているかどうか。
意識してやっておきたいのが3番目の投資 investmentです。
それも自分自身の将来に対しての自己投資。
大きな自己投資をすればその直後は預金通帳の額面は減ります。
でも目標が達成すると、何倍にもなって回収できる可能性が高いです。
私の友人でビジネスで大成功している人がいます。
10数年前に同じ会社で机を並べて仕事をしていました。
そのころから彼女は
「毎年の収入の5%を自己投資と思って新しいことの学習に使う」
と宣言して実行していました。
さすがです。
その後、独立して得意領域を広げ、
いまでは売れっ子コンサルタントとして八面六臂の活躍をしています。
目の前の金額だけに目がいってしまうと尻込みしてしまいがちですが
目標が達成できた時の自分を考えれば、お金を使うことに対してワクワクしますよね。
私の実例で恐縮ですが38歳でロンドン大学の大学院に留学をしました。
帰国後の年収は一時的に約300万円上がりましたが
その後さらに半年遡って500万円増やしていただきました。
これで会社を辞めて自費で留学に投資した費用は充分元が取れたことになりまます。
年収が増えたのももちろんよかったですが
それ以上に自分の専門分野の知見が広がり
人生の選択肢が増えたことが一番大きい収穫です。
今、それを全部つなげて、英語で仕事をしたい人のお手伝いができていることも
自己投資のリターンの一つです。
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