異文化間コミュニケーション: もっと自分を売り込んでいい

英語圏の方と仕事を組んだら日本人の多くはもっと自分を売り込んでいいように感じています。

「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがあるとおり、日本では自分から自分の能力をひけらかすことなく内緒にしておいて、いざというときに発揮するのが美しいとされていますよね。

言葉にして伝えないと伝わらない

でも英語を共通語として仕事をする場合、一人一人の経歴、育ったときの文化的背景が違って当たり前ですから、言葉にして伝えないと伝わりません。

自分の話を初対面の人にする機会は主に次のようなものがあります。

① 採用面接で候補者としてインタビューを受けるとき
② 新しいプロジェクトのメンバーの初顔合わせのとき
③ いわゆるプレゼン。取引先での商品売込みや自社内で役員の承認をとるためのプレゼンテーションを始めるとき

① の採用面接では私たち日本人も新卒の就活の時から自分の強みを短時間で伝えるというのが当たり前になっています。

でも② のように水平関係にある同僚に対して、また新しい上司に対しての初対面の時に自分の特技、強みを言葉にしてアピールすることは少ないですね。

黙っていては活躍の機会もない

何も言わずに打合せの場に座っていては、活躍できる機会も他の方に取られてしまい、最終的に残った自分の強みを発揮しなくてもできる役割に甘んじることになります。

今年の春、日産会長の志賀氏が「アジアの有望若手を集めたプロジェクトでは、日本人が重要な役割を担うことが少ない。それは自己アピール、自分から役わりを取りに行く姿勢が足りないからで、残念」と日経新聞のインタビューに答えていました。

とはいえ、学位や今までの業績、豊富な経験などを自分から人前で話すのは、やっぱり抵抗感がある。という方は少なくないことでしょう。

嫌味にならず自分を売込むコツ

これを日本人の聞き手対して自慢げに聞こえないで売り込むにはコツがあります。

「私はこのプロジェクトの〇〇の部分で経験が長いので皆さんのお役に立てる思っています」とか「〇〇については専門的な勉強をしてきましたのでお役にたてるかと思います」

といった「お役に立てる、貢献できる」というスタンスです。これなら自分の強みをひけらかすというより、Expertise 専門知識・スキルを利用してください。という日本人にほどよい売込みになるかと思いますがいかがでしょうか?

「この人の話を聞きたい」と思わせる

③ のプレゼンの冒頭での自己紹介では、もっと積極的に行きましょう。

短い自己紹介によって「この人の話は聞いてみたい」「聞く価値がある」と思ってもらえないと、これからするプレゼンに聞き手を引付けることはできません。

学位や今までの職歴、業績、豊富な経験などを手短にまとめておいて、プレゼンのでは相手の注意を引くために適宜間を取りながら紹介しましょう。決して盛る必要はありません。ただ、言葉にして伝えないと伝わらないのえ伝えるまでです。

最後に英語で自分の専門性が高いことを伝える際に、日本語と発想が違うと感じながらも以下の表現をよく使います。

I’m an EXPERT in Recruiting and Development.
わたしは採用と人材開発の専門家です。

日本語を話すときは自ら「私は専門家です」とは言わないですよね。

でも長年その仕事をしていて、専門的な学位、留学経験があれば自分を専門家と言っても決しておかしくありません。

それどころか、英語圏の同僚たちって、ほんの少し何かに詳しいだけで、例えば味噌汁の話をしながら

I’m an expert in Miso-soup
味噌汁にはちょっとうるさいんだ。

なんて言うんですよ。
自分の長所や特技は隠しておくものではなくて、周りに知らせるものという発想のようです。

 

 

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投稿者プロフィール

河野 木綿子
河野 木綿子
河野木綿子(こうのゆうこ)
仕事の英語パーソナルトレーナー。管理職の英語のお悩みを出張個人レッスンで解決します。
トレーナーはいわゆる純ジャパ育ち。新卒で(株)西友に就職したものの、外資に転職しました。その後大手外資系企業で25年間、仕事の英語を駆使してグループ会社全体のシニアマネージャーへと上り詰めました。英語だけでなく仕事を回すための異文化コミュニケーションのコツもお伝えしています。
主な勤務先;
モルガンスタンレー、バクスター、ファイザー、シーメンス

主な著書;
『仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123』すばる舎
『読むだけでTOEIC®テストのスコアが200点上がる本』あさ出版

メディア取材・掲載:プレジデントオンライン掲載記事 外国人上司の苦悩

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