これはまだ海外の人との仕事経験が浅い方のための記事です。年末年始むけて偉い方々のスケジュールを把握しておきましょう。
外資系企業で仕事をしている、あるいは外国企業とプロジェクトをしている人はご存知だと思いますが
10月のハロウィーンあたりからアメリカ人社員がホリデームードに入ります。
ハロウィーンから始まるワクワクムード
ハロウィーン続いて
11月第4木曜日のサンクスギビングを皮切りにアメリカから来ているエクスパット(駐在員)の方は翌日からのクリスマスに向けての大売り出し、ブラックフライデーのお買い物と
ホリデーシーズンにむけて一気に気持ちがもりあがっていくようです。
違う季節感で仕事をしている私たち日本人社員にとっては、タイムリーに承認を取るための工夫が必要な時期でもあります。
いまではアメリカ、ヨーロッパだけでなく、経済的に強くなってビジネス界で存在感を増したアジア諸国のホリデーシーズンも把握しておくようにしています。
例えば中国のお正月(2月)などはその典型です。
日本人社員の憂鬱
それとは裏腹に年末のホリデーシーズンが近づいてくると私などはやきもきしたものです。
先ほどアメリカ人と書きましたが、ヨーロッパ人にも同様なことが起きてきます。
12月に入ったあたりから、本国に出張した事業部長が、そのままクリスマス休暇に入ってしまい年内は返ってこない。。。。
サンクスギビングやクリスマスは日本人にとってのお正月!にあたる、大切な集いの行事。
国外で仕事をしている人たちもその多くは自分の家族の元に帰り、久しぶりの再会を楽しみます。
そうなると年明けの1月から動くプロジェクトのための予算承認サインがまだ。。。どうしよう!
ということも珍しくありません。
さらに
近年では様々な業界でアジアパシフィックの存在感が増しています。
忘れてはいけないのが先ほどもちらっと取り上げた中国文化圏の春節。
香港、シンガポールも影響ありますよ。
上司が上海ベースならスケジュールを予め押さえておかないと、承認ストップという事態に。
年末前にやっておいたこと
今ではネット上の承認システムを取り入れている会社も増えていますが、
それでも、人によっては「休暇中はネットに繋がりません」という宣言をする人も珍しくありません。
I will be out of the office until January 2nd.
1月2日までオフィスには不在です。
そして、私たち日本人が家族と過ごしている1月3日に日本に行きます、というメールが来たりするのです。(実際あった話)
とにかく年が明けてから新しいことが発動することの多い、日本の組織。
乗り遅れないように上の方々のスケジュール把握は前もってお忘れなく。
最後までお読みいただきありがとうございます。