これは英語プレゼンの初心者向けの記事です。
自己紹介でBuy-in を取る
自分の会社の役員会やお取引先でプレゼンをするときに、プレゼンを聞いてもらう第一歩は何でしょう?
それは「この人の話は聞くに値する」と思ってもらうことです。
Buy-inと言います。
Buy-in とは自分を買ってもらうこと。
元々は大量に仕入れる という意味に使われていましたが
ビジネスシーンでは 同意を得る、承認を得る、
ひいては自分の評価を高めて「買ってもらう」という意味でも使われるようになりました。
私たちが話を聞いてみたい人ってどんな人ですか?
その道の専門家
今までの実績がある人
長いあいだ、たくさんの経験をしている人
ではないでしょうか。
謙虚すぎる日本人
ところが日本人のプレゼンの多くが、自分のすごいところを紹介することなく、会社の名前や所属部門しか言わない。
社内の役員会なら 〇〇部門の 河野です。
お取引先なら 〇〇社の 河野と申します。
ああ、もったいない!
もし私が絶世の美女ならみんな注目はしてくれるかもしれません。
でも、話しそのものには無関心。
ということも起こりえます。
どこに出てもプレゼンテーションの初めの自己紹介で Buy-in を取ることは話を聞いてもらう絶対条件です。
Buy-in を取るの具体例は
では具体的にどんなことがBuy-in を取る材料になるでしょう。
たとえば私なら
私は人材開発の専門家です。
外資系の人事で社員を育てる仕事を20年してきました。
得意分野は採用と育成です。
プロジェクトでは4回にわたり、個人、グループで社長賞を受賞しました。
わ~、やらしい!って普通の日本人の感覚なら思うはず。
私も思います。
でも英語の世界では言葉で伝えなければ、あなたが誰なのかわかってもらえません。
伝わらなければ私はただの中年のおばちゃんなのです。
言葉にして伝えなければ伝わらない。
更に、嘘はいけませんが、堂々とありのままに、なるべく良く聞こえるように表現を工夫しましょう。
~の専門家です = I’m an expert of ~
専門は~です = I’m specialized in ~
私の専門性は = My expertise is ~
私は〇〇の博士号を持っています = I have a Ph.D. for 〇〇
さらに聞いてもらえるプレゼンをするためには
プレゼンの聞き手によって、話しのテーマによって「刺さる」ところは違います。
普段から自分のすごいところを棚卸ししておいて
聞き手やテーマと関連のあるBuy-in を作りましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。