これはキャリアプランを考えるときに英語かビジネススクール、どちらが先か迷っている方のための記事です。
世の中にいきわたったキャリアという言葉
私が学生だったころ、まだ「キャリア」という言葉を知りませんでした。
当然、自分のキャリアプラン などありません。
私の学友たちのなかには、大学の授業と将来の就職のためにアナウンサーになるための学校に通っている人もいました。
私自身は女子大生は相手にしてもらえないことが多い当時の就活の中で
「自分の好きなことや、勉強したことが活かせればいいかな」くらいのゆる~いスタンスでした。
時代は変わって今は大学在学中から自分の適性検査を受けたり、キャリアについての授業があるそうですね。
そのおかげで20代ですでに自分のキャリアプランを立てている方もいらっしゃるようです。
英語とビジネススクール
ちかごろ私の周りでは20代後半くらいから、
仕事と並行してビジネススクールに通うひとが増えています。
自分から学びの機会を作るって素晴らしい姿勢だと思います。
でも、ここで更に「英語」をプラスする人もいます。
仕事 + ビジネススクール + 英語
という生活です。
3つの中で仕事には「生活のため」という面もありますので、絶対に外せません。
特に20代後半ともなれば職場の戦力になっていて周りからも期待され始めるころです。
その状況にプラスされる
ビジネススクールと英語
ビジネススクールではレポートをたくさん書きます。だから;
文献での調べ物もたくさん必要
週末のスクーリング
平日夜の仲間内の勉強会や飲み会
その結果、睡眠不足や運動不足になり、なんだか落ち着かない。
眠れない。
だんだん不調になる人が少なくありません。
もちろん、全く問題ない人もいますが
中には仕事もビジネススクールも結局どちらも集中できず虻蜂取らずになることも少なくありません。
ビジネススクールと英語。
どちらも本当にやりたいのならどんどんやってもいいと思います。
ただし体力が充分にある場合に限ります。
心配なのが本当にやりたいというよりも自分で立てたキャリアプランに縛られていたり、
「将来成功するには 仕事を始めて何年かしたらビジネススクールは必須」
という世の中の風潮に流されているのなら、一度立ち止まって考えなおしたほうがいい。
これは私の個人的な意見ですが、
世間の基準に合わせていちどに二つ以上のことを無理してやるよりも
目の前のことをひとつひとつ集中して取組むほうがそれぞれの達成率は高いです。
時間に追いつめられることなく、落ち着いて取組めるからです。
一度にひとつのことを
「一度にひとつ」英語で言うと
One at a time.
と言います。
そして私のお勧めは 英語とビジネススクールなら、まず英語。
英語を仕上げておけば、ビジネススクールで学ぶとき参考文献は英語文献もカバーできます。
幅広いReferenceを取り上げることができます。
世間の風潮に合わせるよりは、自分に合ったペースで。
体調も無理し続けないように。
英語の基礎ができて、発信する力がつけば
そのあとビジネススクールで専門用語を英語でも逐一追加していくことで
日本語、英語どちらでもディスカッションが出来るビジネスパーソンにれます。
私自身は仕事の実務で英語力を磨き、そのあと中堅になってから人事の仕事の専門性を高めるために大学院留学をした次第です。
One at a time.
これはキャリアだけでなく、
プレゼンに使うPowerPointの1ページに1メッセージと同じ。
プレゼンで話すときの口頭メッセージでも同じ。ひとつの発言に1メッセージです。