これは、より英語らしい表現で話したい人のための記事です。
楽しそうなタクシー運転手さんに出会った
今朝、顧客先までタクシーに乗りました。
乗ってすぐ気づいたのが斜め後ろからみる運転手さんの横顔がなんだか嬉しそうなことです。
「どちらまでですか」と私に聞きながらもニコニコしています。
赤信号でいったん停まったあと、青信号の加速がすごい。
思わず
「運転手さん、この車、なんていう車ですか?」
と聞いてしまいました。
すると
「これはね、カムリっていうの。個人タクシーで乗ってる人多いよ。加速と燃費がいいの」
と嬉しそうなお答え。そしてもう止まりません。
「私ね83歳なんですけどね、毎日350キロは走るんですよ。
運転が大好きだから毎日楽しいですよ。
タクシー運転手が辛いっていう人もいるけど私は好きですね。
それにボケない」
運転手さんの話で思い出した Enjoy の使い方
ところでこの運転手さんと話していて思い出したこと。
新卒だったころになぜか私と同じ人事部にRさんというアメリカ人女性社員がいました。
身近に外国人がいると英語が試せると嬉しくて、たまに英語の話をしました。
What do you do on the weekends?
週末には何をするの?
と聞いたら、彼女の答えは
I enjoyed the horse riding when I was in the States.
アメリカにいたときは乗馬を楽しんだわ
ここで、おおっと思ったのが I ride horses じゃなくて
乗馬を「楽しむ」enjoy という表現です。
それ以来、英語ネイティブの人の会話を聞いていると
「~をする」
よりも
I enjoy ~
「私は~を楽しむ」っていうことが多いことに気づきました。
何かを単純に「する」よりも「楽しむ」と言ったほうが心の動きが活き活きと伝わって
英語らしいように感じます。
自己紹介にはプライベート情報を入れる
日本では仕事上の自己紹介の時、あまりプライベートな話はしません。
反対に英語で自己紹介する時には時間にゆとりがあれば最後に少しプライベートな情報をいれます。
すると会議の空き時間などに、共通項を持った人とおしゃべりするきっかけになります。
例えば先ほどの Enjoy なら
I enjoy cycling with my kids along the river on weekends.
週末は子供たちと川沿いのサイクリングを楽しみます。
すると休憩時間に子供のいる人や、サイクリング好きの人が話しかけてきて
おしゃべりがはずむきっかけになりますよ。
他には
I’m a mother of two daughters.
(直訳)私は2人の娘の母親です。
すると女の子が3人いる人が話しかけて来るかもしれません。