この記事は今後も在宅勤務が続く人がITトラブルやちょっとした英語を克服して長時間労働から抜け出すためのものです。
自分で働き方が決められる時代が始まった
ヤフーが既に始めていた自由度の高いリモートワークを更に拡大する取り組みを7月16日に発表しました。
今年の10月1日からリモートワークの回数を無制限にします。対象は契約・嘱託社員を含めた7104名。同時にコアタイム*も廃止します。
(*コアタイムとは、出社・退社時間は自由だけれど打合せや共同作業のの時間を確保するために〇時から〇時までは就業するという決められた時間枠のこと)
つまり自宅やカフェ、コワーキングスペースなど好きなところで都合のつく時間に仕事ができるようになるということ。
働き方の自由度が増す中で、締め切りまでに求められる成果を出すということは変わりませんので、働く人はそれだけ自立性の高い仕事の仕方が求められます。
自由度が高いのに長時間勤務？
私のクライアントさんも複数の方が期限のない在宅テレワークになっていますが、話しを聞くと自由度が高いようでいて、つい長時間勤務になりがちとか。
オンラインニュースで読んだ記事ではイギリスでデスクワークの人たちがやはり長時間勤務になりがちでメンタルヘルスに不調がでる人が増えているそうです。
身近なクライアントさんたちに長時間勤務になる理由を聞いてみました。
すると「IT系のトラブルや、ちょっとした英語の言い回しをオフィスにいるときのように周りの人に気軽に聞けない」というお悩みが。
特にIT系のトラブルは社内のホットラインはあるけれど常に話し中でつながらないそうです。
全ての従業員がITに強いわけではありませんから、当然そういうことが起こりえます。
また英語のちょっとした言回しはネット上でググって調べる。
この検索して「調べる」という作業は時間が掛かります。たくさん出て来る検索結果の中から自分の言いたいこと、目的にあった表現がどれなのか検討しなければなりません。
在宅テレワークでできる効率化
以前私がいた外資系企業ではITの新しいシステムが導入されるとインストール後、使いこなせるように支援を受けられました。
システムがうまく動いているか？ 使いこなせているか？
といったことをチャットでやり取りするのです。本国のいわゆるIT Guys （IT職の方のくだけた呼び方）にすぐつながります（もちろん時差はあります）。
なので英語に不自由がなければITのトラブルで長時間仕事が止まるということはありませんでした。
どこにいても即時にトラブルが解決できます。
余談ですが「今度、本国に出張するのはいつか？そのときデートしよう」なんていうやり取りもありました（笑
とはいえこんなお助けシステムが使えるのは英語が出来るからです。英語ができなければ日本語で手伝ってくれる数の限られたスタッフにつながるまで待たなければなりません。
そんなにたくさんあるわけではないシステムを使うときの英語表現。そして自分の仕事の英文メールに使う「限られた範囲の表現」。
どちらも出来るようになるのに範囲を絞ってパターンを覚えてしまえば出来るようになるのに3カ月あれば十分です。
もし今、長時間勤務になりつつある方は「そんなゆとりはありません」と思うかもしれません。
でも考えてみてください。暇になるときって来るんでしょうか？
デスクワークが多い企画や開発、管理の仕事であれば英語をつかう頻度が増えることは合っても減ることはなさそうです。
となると、どこかのタイミングで仕事と両立させながら仕事に使う英語に絞って身に付けることでこれからの仕事人生はず～っと楽になります。
そういう人を増やすために私は「仕事の英語パーソナルトレーナー」という仕事をしていますし、同業者を増やしてひとりでも多くのビジネスパーソンが英語のハードルを軽々と飛び越えられるようになるお手伝いをしています。
もしあなたがこれからも企業の中で10年以上仕事をする予定であれば、今が英語のお悩みを解決するチャンスです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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河野木綿子のナマ英語がたくさん聞けます。どんな雰囲気の私か見てみてくださいね。
Episode #27: 外資系裏技インタビュー「採用インタビューにうかるコツ」
イギリス人サラリーマンでお笑い芸人、俳優でもあるBJ Foxさん、東大卒・マッキンゼー出身のお笑い芸人、石井てる美さんの楽しくて役に立つPodcast。おススメです。ちなみにFoxさんは昨年のNHKドラマで木村佳乃さんのイギリス人旦那さん役を演じていた人。
