インド料理を食べに行きました。
インド料理は元々大好きで新しいお店を開拓したくて検索したところ、毎年恒例の神田グランプリで昨年 2位に輝いたお店を見つけました。
水道橋西口から1分、 Spara というお店。
こちらはインド料理専門というわけではなくネパール、タイ、ベトナムなどのアジア各国の料理をメニューに掲げていたので正直なところインド料理にあまり期待せず向かいました。
東京のインド料理屋さんの常識
東京にあるインド料理レストランでは通常サラダが付きますが、一定の様式があります。
キャベツの千切りにきゅうりのスライスがベーシックアイテム。そこにオレンジ色がかったクリーム系のドレッシングがかかっているのが定番。
ところが Spara では。。。
写真を見てお分かりのように、ドレッシングはオレンジ色のクリーム系ではなくて、タイ料理で出てくるスイートチリの酸味をきつくしたような透明なものです。
サラダにオニオンスライスが入っているところも、東京のインド料理やさんの常識と違うところですね。
今日、注文したのはレディースセット。2種類のカリーと先ほどのサラダ、タンドーリチキンが 1ピース、フルーツの入ったヨーグルトの小さなデザートが付きます。
ナンとご飯が選べるので、私はご飯を選んだところサフランライスでラッキー。また辛さは5段階から選べ、5段階中の上から2つめ、4を頼みました(これが、かなり辛かったです)
2種類ということで選んだのが写真左側のマトン(私の中では必須アイテム)と試しに頼んだ 右手奥のシーフード。このシーフードは全く期待してなかったにも関わらずアサリやイカの味がしっかり沁み出したカリーソースで感激!!!
もし Spara さんに行く機会があればぜひお試しを。
イギリス人とインド料理
私がロンドンで学生生活を送ったのはミレニアムを目前に控えた 1999年から2000年でした。
貧乏学生ですからテムズ川南岸の South East にある学生寮に住んでいて、たまにセントラルに出かけると手ごろなインド料理を食べるのが楽しみでした。
ロンドンはご飯がまずいと言われてた当時でもインド料理はレベルが高かったように思います。またイギリス人も保守的で冒険しないと言われながらインド料理はOKな人が多い。
イギリスがかつて British Empire (大英帝国)と呼ばれていたころインドはガンディが独立を勝ち取るまで 1858-1947の間イギリスの殖民地でした。
聞いた範囲でのことですがイギリス人とインド人はお互いに心の距離が近く、いまでもロンドンの中心部にはインド人が運営するカジュアルなインド料理店が並ぶ通りがあったり、高級店が点在しています。
留学中に一番仲良しで、お互いの住居を行き来していたクラスメートのシャーンは、自分の結婚5周年の立食パーティで30人くらいのゲストに3種類のカレーを振る舞いました。
もちろん3種類ともレトルートです。
前日に2人でセインズベリーズ(スーパーのチェーン店)で買い込んだのですが当日はパーティ料理用のバットにあけて、大きなテーブルの上で保温しながらまるで自分で料理したかのように涼しい顔をしていたものです。
私が Hide the evidence というコロケーション(相性のよい組合せ)を覚えたのはこのときです。
証拠を隠す>>> evidence は hide するもの。
毎日マンダラに通うロンドンっ子
もうひとりインド料理とイギリス人と言えば思い出すのがバブルの末期のころ、アメリカの証券会社にいたロンドン出身の Mark.
極度の偏食で和食は全く食べられない。
彼が東京に送りこまれてどうやって飢えをしのいだかというと、毎日、ランチにインド料理を食いだめしていました。今でもある神保町のマンダラに毎日通っていたのを覚えています。
そういえばこの老舗 マンダラが 1985年に開店したときの最初のお客さんは、私なのです。
開店前からお店の外で待って入りましたので間違いありません。
そのことを J-Wave でかつてモデルの はなさんがやっていた町特集の番組で神保町のとき投稿したらラジオで取上げていただきました。
嬉しかった~。
私のお気に入りローガンジョシュ
そしてイギリスついでに私が好きなインド料理のカリーをひとつご紹介しますと、ローガンジョシュという羊のカリーがあります。
大学院の課題でいつもよりがんばったときに自分へのご褒美としてセインズベリーズで買って味わったものです。東京なら南青山のシターラで食べられますがランチセットの通常料金にいくらか上乗せした値段だったと思います。
今回インド料理を食べながらシャーンやマークのことをふいに思い出しましたが食の好みが保守的と言われるイギリス人でも割と多くの人が好きなのがインド料理です。
これはおそらくイギリスとインドの歴史的背景から、街のあちこちにインド料理のレストランやTake away (持ち帰り専門店)があるおかげで、子供のころから馴染みがあるからでしょうね。
今の日本だとさしずめマクドナルド、モスバーガーというところでしょうか?外国で現地のご飯が身体に合わない時のお助けアイテムになるかもしれません。
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