「ネイティブスピーカーのプライベートレッスンを7年間とりましたが
仕事で英語が話せません」
というお悩みを聞きました。
7年間といえば、1回40分のレッスンに1万円。週に2回、年間104回。
7年間で728万円です。
それもレッスンで取り上げる英単語やスキルが仕事に直結している可能性は
低いです。
この約700万円を「投資」と考えたくても回収できなければ「出費」。成果が出なければ「浪費」です(涙。
こんなふうに時間とお金の無駄を経験する人が一人でも少なくなるように、
本日はお金と時間について私の個人的な価値観を交えながら、
管理職3ヶ月英語集中コースのご紹介をさせていただきます。
目次
お金は取り戻せるけれど時間は取り戻せない
たくさんのお金をつぎ込んでも、その英語を使って仕事で結果が出せればお金は取りもどせます。
たとえば、仕事の幅が広がって昇進するとお給料が増えます。
私のクライアントさんの中にも、途中から確定申告が必要になった方がいます。
サラリーマンでも年収が一定金額を超えると年末調整を会社にしてもらうのではなく、
自分で税務署に行き確定申告をすることになります。
この方の場合、レッスン開始前は「会議で座っているのが苦痛。周りは英語を話せるひとばかり」と
肩身の狭い思いをされていたのですが、3か月間、1日も休まず自主トレと週に1度の対面トレーニングの結果。
「あ、英文が頭の中に降ってきた!」という体験をされました。
その後もプレゼンやヘッドカウントの増員の交渉、組織の説明の練習を続けられ、ここで卒業されます。
時間はどんな人も1日24時間
にも関わらず冒頭でご紹介した方は7年間、努力を続けたのにまだ目標を達成できていない。
その人が10代だったらまだ時間はありそうですが、40代、50代であれば英語ができるようになってからの時間も
それだけ短くなります。
個人的には英語で仕事をして活躍したい人には一日も早くできるようになって、一日でも長く活躍してほしい。
目標は具体的でないと意味がない
もし英語で仕事をしたい、またはできないとマズイ状況にあるのなら
どんな状況で何を話すか
どんな状況で何を聞き取るか
というを具体的にする必要があります。
目的地の決まらない旅は、そこに行く手段も予算も検討がつけられません。
具体的な目標とは
例えば:
週に一度、営業部門の管理職のミーティングに人事マネージャーとして出席して
グローバル組織からの最新情報を口頭で英語で伝えたい。
目標を100%とすると現状は40%達成。
例えば:
週に一度、オーストラリアにいる上司と電話会議があるので、上司の口元が見えな
くても何の話か分かるようになりたい。目標を100%とすると現状は60%の達成。
英単語学習に必須のこと
私たち日本人の多くは、英語を試験科目の一つとして勉強します。特に英単語は英単語集を電車の中で開き
赤いプラスチックの板をページの上において、日本語訳に対応する英単語が分かるまで繰り返し練習します。
もちろん 日本語 ⇔ 英語 の訳ができることは大切なのですが、この学習法だと使える英単語にはなりません。
なぜなら使える英単語は「聞いてすぐわかる」「話して相手が聞き取れる」レベルだからです。
意外なようですが、聞き取るためには相手が話す英語の音を自分でも同じリズム、アクセントの位置で発話できるようにすることです。
自分で言葉としてわからない音は、相手が発話して耳に入ってもただの音としてしか認識できません。
私自身、わかるロシア語はイクラとハラショーだけ。それ以外のプーチン大統領の言葉はただの音に聞こえます。
また同様に自分が発話してもアクセントの位置が正しくないと、相手は聞き取れず、聞き返してきます。
普通はこのとき「私の英語は通じない」とめげてしまうことが多いのです。
短期間に徹底してやる
大人になってから仕事で使えるレベルの英語力を初めて手に入れるには、時間をかけ過ぎずにやるのがコツです。
1つの専門分野について話ができるために必要な単語数は200語前後と言われています。
発音を聞いて、同じように発話して、自分にとってリアルな文章を作り
単語の意味をイメージ化すると、いざ使おうとしたときに記憶から取り出しやすくなります。
コロケーション(単語同士の相性)も確認します。
たとえば Presentation の前に来る相性のよい動詞は make か give.
I will give a presentation in English for the first time in my life.
生まれて初めて英語でプレゼンするよ。
仕事の英単語を定着させる
自分に必要な単語を 日本語 ⇔ 英語 ですんなりと行き来できるようにするには
① 自分で作文する
(必ず辞書で発音とどんな使い方をするか例文を参考にする)
② 英語のプロに添削してもらう (コロケーション、フォーマリティ)
③ 作文の内容をリアルに思い浮かべながら自分事として気持を込めて
発話練習する
を繰り返すことです。
3ヶ月は決して短くないですから、途中で嫌になります。特に多いのが開始後2か月くらい。
そろそろ疲れてくるのに進歩がまだ感じられない。
そんなとき、誰かに弱音がはける。励ましてもらえる。自分では気付かない
小さな進歩を取り上げて褒めてくれる。
やり方が好きになれなければ途中で修正してくれる。
これが3か月間、帆走してくれるトレーナーの役割です。
最後に
「管理職の英語3ヶ月集中コース」では3ヶ月で目標が達成できるか。
という仕組みの概要をご紹介しました。
あなたなら英語で仕事ができるようになるまで7年間、待てますか?
ご興味のある方は、どうぞこちらから直接お問い合わせください。