英語が変われば仕事も変わる  製薬業界が得意です (月曜休)

TOEICテストの平均点を超えたら仕事で話す練習をする

これは仕事で英語が必要でTOEICテスト®の点数が平均点を超えつつあるかたが、話せるようになる準備を始めるための記事です。

TOEICのスコアの先には実践が待っている

 

このところTOEICのスコアが高くても仕事に使えていない人の話題が続いています。

それには訳があります。

組織変更、人事異動の季節を前に「英語どうしよう」という駆け込みのお問合せが

増えているからです。

そこで実力を秘めたままにしている方たちに、なるべく早く対策に取り掛かっていただければ。

と思って書いています。

 

世の中の基準ではTOEICテスト®の平均点(580点)が取れると「英語中級者」という分類をされます。

上級者は730点以上。

これはハローワークなどで使われている英語力の基準でもあります。

また別の資料では英語を使った仕事をするのに必要な英語力はTOEICテスト®820点と言われています。

もしあなたがTOEICテスト®で会社の決めた基準点(多くは600点から700点)を満たしたら

管理職の昇格の対象になれるかもしれません。

でもそれは社内でしか通じない資格なのです。

ちょっと辛口のコメントになりますが

もし、自分の会社が外資系に吸収されたら「TOEICテスト®のスコアが600点です」

と言ったところで何の役にも立ちません。

なぜなら問われるのは英語のテストの得点ではなく

英語を実際に仕事で使えるかどうか

使って実績を挙げたことがあるか

だからです。

 

高得点者に多い固すぎる英語

過去に一緒に英語のトレーニングをしたクライアントさんの中には

TOEICテスト®900点代の方がたくさんいらっしゃいますが

皆さんの共通のお悩みは

「テストのスコアは高いのですが、仕事で話せません」

でした。

 

話そうとしても何を最初に口に出したらいいかわからない。

何を主語にしていいかわからない。

 

それでは、と代わりに書いていただくと

とても固い文調の書き言葉になってしまいがちでした。

例えば:

It is said that the new guideline for transfer will be applied next year.

これをもし口頭で話すのであれば

They say we will apply the new guideline for transfer next year.

くらいの能動態のすっきりした英語のほうがよっぽど自然でわかりやすい。

これは短期間の練習で直すことができます。

 

話すのに必要なのは基礎力と練習

そこでお勧めしたいのは英語の基礎力が平均レベルを超えたら

積極的にアウトプットの練習をすることです。

英語の基礎力が固まってきたら今のレベルですでに知っている単語でいいので

話す練習を始めたほうが良いです。

 

聞いてわかる読んでわかるだけではなく

自分で話せる、自分で書いて発信できると言う力をつけるには

少なくとも3ヶ月から6ヶ月集中した練習が不可欠。

次の仕事の変化が始まる前に始めましょう。


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