この記事は仕事もプライベートもやりたいことがたくさんあって時間管理に悩んでいる方のための記事です。
改めまして新年のご挨拶を申し上げます。
目次
皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか?
前回の投稿がクリスマスでしたので、今日まででやく2週間のブランクとなりました。
私は実家に帰って家族と3日過ごしたほかは1月13日(祝)から開講する「英語パーソナルトレーナー開業講座」や「動画教材」の仕込みをしていました。
この「仕込み」という工程は新しいものを生み出していくためには欠かせないものです。
そのためにはあらかじめ時間をブロックしておくことも必要です。
そうでもしないと日常のルーティンに追われて、あっという間に一日が過ぎてしまう。
1日24時間では足りないと感じることが多いです。
のんびりしたり、本を読む時間も欲しいですから。
若い人のキャリア開発に感じていること
パーソナルトレーナーという仕事がらか個人的なキャリアのご相談を受けることが少なくなく、最近ある傾向に気づきました。
20代後半から30代いっぱいくらいの年代の方。
やりたいことがたくさんある人が多いのです。
例えば筆頭が英語。仕事を英語で出来るようにならないとまずい!
あるいは Master of Business Administration(MBA)を取得したい。
どちらにしても一朝一夕で出来るようになったり取得できるものではありません。
世の中の動向についての情報がネットで簡単に、しかも大量に手に入る現代
多くの人がやっているのに自分がやっていないと置いて行かれそうで怖い!
そんな気持ちが働くのでしょうか。
いくつものことを同時並行で進めている人が少なくありません。
その結果、
「あぶはち取らず」になってしまう。
身体も脳も疲れ果てて病んでしまう。
そんな残念な結果になってしまう方もいるようです。
綾瀬はるかさんの「1度にひとつ!」
年末に地下鉄のモニター広告を見ていて「おっ!」と気づいたことがあります。
パナソニックのななめドラム式洗濯乾燥機の広告がわかりやすい!
綾瀬はるかさんが出演していて、泥で汚したTシャツを洗濯できれいにできる!を実演しています。
その説明がひとつの文章で一つのメッセージ。
例をあげてみると;
「このスポーツウエアに泥!」
と言いながらコップに入れた泥を白いTシャツの前身ごろに広げていきます。
「この泥汚れ、本当に落とすことができるのか?」
と実験を続けます。
どちらも一文でひとつのことだけを伝えていて、接続詞でつながない短文です。
これを英語のコミュニケーションスキルでは”One at a Time ”と言います。
One at a Time
このコミュニケーションスキルを有効に使えるのは普段の会話だけではありません。
例えばプレゼンテーションの場面では;
1ページに1メッセージ。他の資料はそれをサポートするためのもの
1センテンスに1アイコンタクト(聞き手の誰かと視線をガチに合わせて止める)。
そしてさらに今回はふと、仕事にとってたいせつなスキルの準備も同じじゃないかな?と気づきました。
英語とMBA、どちらが先か?
MBAは海外留学しなくても国内で日本語で習得することもできます。
でも英語に不自由がなければ文献、資料をあたるときに日本語だけでなく
ネット上の9割以上を占めるといわれる英語の情報にアクセスができます。
わたし個人の話になりますが、仕事で英語を使うようになり(というか自分を追い込んで)それから海外留学をしました。
もちろん渡航後3ヶ月くらいは現地の人同士のやり取りに入れなかったり、
ノートが取れなかったり、
それはそれは苦労をしました。
でも英語力がゼロからではないので慣れてしまえば自然に伸びる。
これが英語も勉強も同時並行では無理だったことでしょう。
まとめ
One at a Time
もちろん時間管理にたけていて体力的にも自信がある方はこの限りではありませんが。
普通の人、つまり仕事も中堅で責任をもっている。家のこともやる。
ということであれば何か集中が必要な難易度の高いことは
1度にひとつに絞って集中して形あるものにして残す。それを踏み台に次を目指す。
これが人生を楽しみながら広げていきたい人への私のお勧めであり
私自身のNew Year’s Resolutionです。