今日は英語学校に長年かよっているのにあまり進歩が感じられない人のための記事です。
英語学校に長年投資しても結果が出ないのは受身だから
長年英語学校に通っているのに結果が出ない人にはいくつかの共通した特徴があることに気づきました。
その一つが英語講師の質問に単語だけで答える人。
英語が母国語でない私たちはネイティブスピーカーとの会話で、とかく気後れしがち。
外国人と英語で話すときは反射的に相手が話すのを受身で待ってしまう。
その結果、気が付くと相手の質問に答えるだけの会話になってしまっていることがあります。
これは気後れだけでなく英語学校やその他のレッスンの形式にも原因がありそうです。
なぜなら講師は自分から話すのが苦手な受講生に少しでも話す練習をしてもらうために
質問して「答えてもらう」のが一番簡単な方法だからです。
英語に対して苦手意識が強い人ほど長文を組立てるプレッシャーから逃げようとします。
これはわざと逃げているのではなく無意識に楽なほうを選んでいるのでしょうね。
答えるときに
Yes または No. だけ。
具体例をあげると
Do you like movies?
映画は好きですか?
と聞かれて
Yes. とだけ答える。
それに対して講師が話題を広げるために
What movie do you like best?
一番好きな映画は何ですか?
と質問をします。
それに対しても
“Spider-Man”
スパイダーマン
と単語だけぽんっと言っておしまい。
本当は練習のために
I like “Spider-Man” best.
スパイダーマンが一番好きです
または
My most favorite movie is “Spider-Man”
私が一番すきな映画はスパイダーマンです
と相手がぶっきらぼうに感じるかもしれない答え方をしてしまいます。
フルセンテンスで答えられるようになれば丁寧で、相手が好感を持ってくれるでしょうし
英語の構文で話す ということが当たり前になるはずなのに。
相手にも同じ質問を投げ返すことから始める
そして話せるようにならない2つ目のタイプは自分から相手に質問をしない人。
講師に対して常に受身でいるのが習慣になってしまっている人。
初めは難しく感じるかもしれませんが相手にも同じ質問を返すことから始めましょう。
自分が質問に答えたら、今度はこちらから講師に対して
How about you?
What movie do you like best?
あなたはどうですか?
一番好きな映画は何ですか?
と聞き返す。
英語に苦手意識があるばかりに 最低限の「単語」単位で質問に答えていると
> 会話が続かない
> 自分が相手に興味を持ってもらえない
> 人間関係が発展しない
ということになります。
初めから日本語と同じレベルの会話はハードルが高いと感じるなら
相手に聞かれたことは相手の言い方をマネして聞き返してみる
という「まねっこ」から始めればラクラクできます。
相手の質問に単語で答えるだけの弊害
そしてもしあなたが英語で話すときに
相手の質問に単語で答えるだけ
こちらからは質問しない
という傾向が自分にもあると気づいたらどんなことが起きるか想像してみましょう。
仕事の場面でも質問に答えるだけだと受身に回ってしまいます。
主導権を取られてしまいます。
結果が出ません。
質問が出来ることは
こちらが主導権を握って、相手の情報を引出し、思い通りの結果を出すための大切な武器です。
なぜなら相手を自分の思うように動かすためには
相手についての情報、相手の思惑
を取りに行く必要があるからです。
あなたは疑問詞疑問文をつかって自分が欲しい情報を相手から引き出せますか?
もし自信がなかったら中学校で習ったことをもう一度復習しておきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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