河野木綿子のセミナー情報 

英語のプレゼンテーションで大切な「まとめる力」と「言換える力」とは

英語を教えている方が対象の講座で先週末、英語プレゼンの教え方を取り上げました。

英語プレゼンに慣れていない方の多くは、話す内容を丸暗記して本番に臨むことが多いようです。

 

英語プレゼン丸暗記の落とし穴

 

英語を教えている方が対象の講座で先週末、英語プレゼンの教え方を取り上げました。

英語プレゼンに慣れていない方の多くは、話す内容を丸暗記して本番に臨むことが多いようです。

英語プレゼンを乗り切るために、あらかじめ用意したスクリプト(台本)丸暗記する。

という対処方法をよく聞きます。

 

例えば;

自分のパワーポイントの下部にある、スクリプトの部分に英文を書いておく

または手持ち資料に書いておく

更に自分で話すことを本当に丸暗記しておく

 

でもこの方法だと大事なことを忘れています。

プレゼンは自分が英語を完璧に話すことを発表する場ではないこと。

 

大切なのは

相手が「なるほど」と思うように心を動かし、こちらが望む行動を聴き手にとってもらうこと。

つまり

「それ、いいねえ。欲しいわ」と思ってもらうこと

「支援したい」と思ってもらうこと。

 

もし自分が英語を流ちょうに話すことをプレゼンの聴き手に知って欲しいのなら

すらすらとつかえずに英語が口から出てくればOKです。

 

でも承認が欲しいんですよね。

 

スクリプトの棒読み、いかにも丸暗記では

話し手と聴き手の間に気持ちの交流は(いわゆる Interaction)は生まれにくい。

 

聴き手に親切なプレゼン

棒読みでなく内容をまとめて伝える

 

英語のプレゼンだけでなくて、日本語のプレゼンでもこんな人がたまにいます。

 

スクリーンに投影した長い文章がぎっちり詰まったスライドの棒読み。

日本語でのプレゼンで、これをやっている人を見たことがあります。

聴いている人の中からは

「なんだ、読んでるだけなら資料もらって後で読むわ」

とがっかりしている声が聞こえました。

 

また日本最大の製薬会社の人事の方に最近聞いた話で

かつてはスライドに細かい説明まで書いて、それを全て読み上げるのが

その会社のあたりまえのスタイルだったそうです。

 

それがCEOが外国人になってからスタイルが一変した。

今では資料に限られた情報のみを書いて

口頭で、その頁のサマリーのみ要点をまとめて話す。

話すことで伝え、質疑応答は丁寧に。

 

その結果、聴き手にとっては欲しい情報をまとめた形で頭に入れやすい

聴き手中心のプレゼンスタイルが標準になったそうです。

 

それができない人はどうしたらいいかって?

私もその部分興味があったので聞いたところ

「自分でできるように努力します。会社は英語学習費用を出すのを止めました」

とのこと。

話は外れますが、いよいよ英語はデフォルトで、できて当たり前の時代に入ってきたようです。

 

質疑応答のタイミングを宣言する

通常プレゼンでは質疑応答をしますが

ざっくり大まかに分けて2つのタイミングがあります。

① プレゼンの途中でいつでも質疑応答をする

② プレゼンが一通り終わってから最後に質疑応答をする

 

プレゼンをする人がプレゼンに慣れていて気持ちにゆとりがあれば

① いつでも質疑応答

が聴き手にとって親切なのですが

英語プレゼンで内容を丸暗記している初心者の場合は

② 最後に質疑応答にする

にしておかないと、せっかく覚えた英文が頭から飛んでしまう!

ということが起きがち。

 

だから

「質疑応答はプレゼンの最後にします」

We are going to have a Q&A session at the end of my presentation.

 

とプレゼンの冒頭部分に宣言してしまうという方法もあります。

ただしこのタイミングでの質疑応答は

プレゼンの所要時間がせいぜい10分程度の時に限ります。

なぜなら質問したい人が質問に興味を失ったり、忘れてしまうことがあるからです。

人間は知りたいことを知りたいタイミングがありますよね?

 

言換える力

 

さて、質疑応答のタイミングには2種類あることをお伝えしましたが

質問者だけでなく、会場にいる聴き手全体の満足度を高めるためにもう一つ

できることがあります。

それは

質問の意図を話し手の言葉で言い換えること

そのひと手間を書けることによって

① 質問者が知りたいことに対してズレないで回答できる

② 会場全体で質問内容を共有することができる

という利点が生まれます。

 

特に ② は気づきにくい盲点です。質問をしている人が会場の真ん中あたりに

いるとして、ステージに向かって質問をすると

その人より後ろに座っているほかの方には質問が聞こえにくい。

聴き手の半分は質疑応答の蚊帳の外に取り残されてしまいます。

プレゼンの目的、

聴き手の気持ちを動かして、こちらが望む行動を起こしてもらうこと

を実現するには聴き手全員の気持ちをつかむことも大切なスキルですね。

 

まとめ

今回は英語でプレゼンテーションをする際に大切なスキル、

・まとめる力

・言換える力

についてお伝えしました。

このふたつのスキルを身に付けることで

プレゼンテーション本来の目的である

相手の気持ちを動かして、こちらが望む行動を聴き手に取ってもらう

を実現できる可能性が格段に高くなります。

そしてその練習方法でお勧めなのが

 

Summarize (要約する)

Paraphrase (言いかえる)です。

 

この二つの練習方法については追ってほかの機会にお伝えしますね。


■ 仕事の英語パーソナルトレーナー 河野木綿子のプロフィール

お知らせ
・11月26日追加開催 ビジネス英語を副業で教える英語パーソナルトレーナー開業セミナー

詳細はこちら